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ももんじゃもじゃ

ユメィ

[ユメィ]

キャラID
: XE783-004
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: レンジャー
レベル
: 131

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ユメィの冒険日誌

2024-01-07 16:22:49.0 テーマ:誰か教えて!

葉の重さ

まず、「誰か教えて!」カテゴリにしたですが、
困ってるわけでも明確な質問があるわけでもないです。
すみません。

何故かふと、小さなエピソードを思い出したので、
ちょっと日誌に書いておこうと思ったです。
記憶なので間違いもあるかもですが。

ほんとに、なんでもないような話。
 
 


時はバージョン1。
最初期ではないですが、まだレベル上げがメインコンテンツだった時代。
町の門で野良ptを組んで、またはソロで。
狩り場まで走って移動して、モンスターを適当に殴り倒して経験値を得る。


その日、わたしもジュレットの町でレベル上げptに加わったです。
目的はたしか、猫島への桟橋周辺のキメラか何か。
その狩り場への移動を始めて間もなくのこと。

ジュレットの門からさほど離れていない所で、
一人の冒険者が死んでいたです。
スライムベスかその辺に倒されたか。
まー特に珍しいことでもないので、
わたしも周りの冒険者同様に通り過ぎたですが。

その時パーティメンバーの一人が足を止め、
死んでいる冒険者に せかいじゅの葉を使ったです。


 
 
せかいじゅの葉。
当時はほとんどの冒険者が、
宝箱から入手する数枚しか所持していない貴重品。

それを町のすぐ近くで死んでいる見知らぬレベル上げ冒険者に使うなんて、
まずありえないようなことだったです。
現に同じptのオーガ男さんも
「なっ、、、」とか言って絶句してた(笑)。
 
そして蘇生された冒険者は「ありがとう!」って言ったんだったかな?
その後は特に何もなく普通にレベル上げして解散。
当時はキーボード有りのプレイヤーも多くなくて、
あまりしゃべらないのがほとんどだった気がするし。

エピソードとしてはただこれだけの話。
 
 


けれどわたしは、この出来事が妙に心に残ったです。
こうしてまれにふと思い出して、日誌に書ける程度には。
 
何故この出来事が気になったのか。
見ず知らずの相手に貴重なアイテムを迷いなく使用した、
その冒険者の心に尊さを見て、
ただ通り過ぎた自分を比較して失望を感じたからだろうか。

客観的に見れば、ただせかいじゅの葉の貴重さを
わかってないだけの話だったと思う。
むしろ、町に死に戻りした方が効率的だった可能性すらある。
たかがゲームの中の話でもある。


あの一枚の葉の重さはどれだけだったのだろう。
あの冒険者は、今同じ場面に出くわしたらどうするだろうか。
そしてわたしは?

 
ただそんな話でした。


ではでは。

 
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