【逆効果な夏の対策】
●スポーツドリンクやお茶で水分補給
スポーツドリンクは甘味が強すぎて食欲を低下させ
食事から得るエネルギーや栄養が不足しやすい。
お茶はカフェインやテアニンによる利尿作用で脱水が進む恐れがある。また水分の吸収効率も落ちる。
対策→水・経口補水液を中心に飲む
ノンカフェインのお茶を選ぶ
食事前のスポーツドリンクは控える
●水分の一気飲み
吸収が追いつかず腸が冷えてお腹を壊す
吸収しきれなかった分の吐き戻しの恐れがある
対策→回数を分けてこまめに飲む
●汗を乾いたタオルで拭く
肌は汗が無くなると汗の蒸発による熱の発散ができなくなり、余計に汗を分泌し脱水やナトリウム不足を
引き起こす。
対策→濡れタオルや冷やしタオルで拭く
●汗を頻繁に洗い流す
汗や皮脂には天然の肌バリア機能が備わっており
落としすぎると乾燥や紫外線に弱くなる。
対策→石鹸を使わずに水やぬるま湯で軽めに洗う
●熱中症の人に水を飲ませる
意識がはっきりしないほどの場合に水を飲ませても
胃腸が働かず吸収できない。嘔吐や誤嚥の恐れがある対策→首・脇の下・足の付け根など血管が多い箇所を中心に冷やす。
●日中の打ち水
暑い時間の打ち水は蒸発による熱気で体感温度と湿り気による不快を増幅させてしまう。植物への水やりも同様。
対策→朝・夕方の涼しい時間に行う
日陰・白色の場所にまく
●冷却グッズの使いすぎ
急激な温度変化で自律神経を乱し、体温調節が正常に働かなくなってしまうおそれがある。
対策→冷えを感じたらすぐに使用をやめる
氷並みの冷たさを持つ物は避ける
●冷たい物の食べ過ぎ飲み過ぎ
冷やし中華などの冷たい食事やアイスなどを食べ過ぎまたは氷入りの飲み物の飲み過ぎは胃腸が冷やされてお腹を壊すだけでなく、腸内環境が悪化しエネルギー生産や代謝に悪影響を及ぼす。
対策→温かい物とセットで頂く(スープ・味噌汁等) タンパク質や脂質など熱を生みやすい栄養を取る
●エアコンで室温20度以下
外部との気温差が大きいと自律神経が乱れ暑さの耐性が落ち、夏バテや熱中症のリスクが高まる。
対策→外気温との差は5度~8度程度に設定
●紫外線対策で黒や白の服を着る
白は紫外線を反射し露出部分(特に顔)のダメージが増えてしまう。黒は熱を吸収し暑さが強まる。
対策→青色・緑色・暗い黄色の服を選ぶ
UVカット加工・通気性・速乾性の高い服
●水風呂・シャワーで済ます
体が冷え過ぎる・疲労回復が遅れ体力や免疫力の低下に繋がる。プールや海水浴も同様。
対策→温水で温まるのとセットにする
【ひとことコメント】
勉強会ありがとうございました…。
『逆効果な夏の対策』まとめでした…。
まだまだ夏は続きますが…
必要な対策をしっかりとし…
逆効果になる行動には気をつけましょう…。
他にも気になる対策があればご質問ください…。
次回の勉強会も是非よろしくお願いします…。