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悲愴の断罪者

いーちゃん

[いーちゃん]

キャラID
: TT833-442
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: ガーディアン
レベル
: 136

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いーちゃんの冒険日誌

2016-10-22 19:19:50.0 テーマ:その他

イグレシアスの花 ~完結編~

貴方からの初めての言葉、良かったら一緒にレベル上げしませんか??
え!?
そう心の中で声を上げた。
チャットを打つことにすごく苦慮してた自分にとっては、とてもありがたい言葉だった・・・
貴方は私が上手くタイピング出来無い事を察して、私が何かを伝えたいと感じると、タイピングをやめ待ってくれた。
要するに、皆さんも分かると思うけど何かを打ち込もうとしていると吹き出しマークが出る。
タイピングが遅い人にとっては、自分が文言を作っている最中に、相手の吹き出しマークが出ると焦る。
〔この文言一生懸命打ってるのに、また違う話題で振られたら、打ち直しやんけ!ってね・・・〕
こんな経験皆さんも有るんじゃないですか???
彼は右も左も分からない私を、当時大流行していたピンクモーモン狩りに連れて行ってくれた。
とにかく彼は気遣いの人だ。。。
タイピングに自信の無い私のために、はい!若しくわいいえ!で答えれる話題ばかり問いかけてくれた。
こちらとしては有りがたかったが、きっと彼からするとまともな会話も出来ないし何も楽しいことは無かったと思う・・・
彼は時折口癖の様にこう言った。
「いーちゃん、やっぱ会話しながら出来るゲームって、楽しいね^^これが醍醐味だよねって^^」
私は「はい!いいえ!しかほぼ出来てないのに申しわけないなって・・・」
それがきっかけで、私は彼と友人になった・・・
それ以降毎日彼と一緒に組んで冒険をした。
たわいも無い毎日が、本当に楽しく感じていた。
「いーちゃん、今日は~~で~~をしようと」
こうやって、ほぼ毎日遊んでいると、もっと喋りたいという欲望が出てくる。
それを彼に伝えた・・・
「いつもごめんね、キーボード買おうと思うんだ・・・」
そうすると、彼はPCの周辺機器に詳しいようで、すぐさま調べてくれた。
彼は「~~の~~が安くていいね!」と・・・
ほどなくして私はキーボードを購入した。
これで彼とたくさん喋れると、念願叶った感じだった。
キーボードを買っただけで、ものすごく世界が広がった・・・
私は当時、事務職をしていた関係もあって、キーボードさえあればそこそこタイピングには自信があった。
さっそく彼にキーボードを買った旨を伝えた。
それからは、不自由なく彼と会話を楽しんだ・・・
このゲームのことだけでなく、プライベートな事や世間話・・・
毎日毎日夜遅くまで遊び、いつもたわいも無い話をして楽しんでいた・・・
しかし、この関係は長く続かなかった・・・
キーボードという武器を手に入れた私は段々と人が変わってしまった・・・
会話が簡単になった私は、彼以外に声をかけることも楽になったこともあり、自分の好きなことを優先するようになってきた。
これは、タイピングが遅い私に付き合ってくれた彼の行動とは全く逆だ。
彼から「いーちゃん、今日~~しようか?」
しかし私は「今日は~~したいからごめん!」
こんな会話が何日も続き、自然と各々で遊ぶようになってきた・・・
時折、時間が合えば遊んではいたが、私の中ではそれはやりたく無い事であったりすると、言葉にはしないが彼の中では察していたかもしれない。
態度や行動でもしかしたら分かっていたかもしれない・・・
彼は気遣いの人だ・・・

2012年11月、彼は突然このアストルティアを去った・・・

何も告げずに・・・

数日インして無い事は分かっていた・・・
ほぼ毎日インしてるはずの彼が、数日間も姿を見せていない・・・
いやな予感が脳裏を走り、共通のフレンドに彼のことを問うた・・・

そのフレンドが言った・・・「4日前にプライベートのことが理由で辞めるって言ってたよ、んでね いーちゃんには伝えないとも言ってた・・・理由はね・・良い思いでのまま終わりたいからなんだって・・・」

震えが止まらなかった・・・
自然と涙がこぼれた・・・
彼には世話になってばっかりで、何も恩返しできていなかった・・・

今更悔やんでも、もう後の祭りだ・・・
彼にもう2度と会うことはできない・・・

後悔ばかりで・・・
約4年たった今、彼のフリーコメントはこうなっている・・・
「希望1強天馬 第2希望ばくれつガルゴル♪」
あの当時のまま、時計の針が止まったままだ・・・

4年間私は必ず行う日課がある・・・
それは・・・
フレンド欄の確認です。
帰ってくるはずの無い彼がひょこりインしていて
「いーちゃん!今日は~~しよっか!」って
4年前と変わらない声をかけてくれるんじゃないかと・・・

貴方が去ったあの日から、自分の中で決めてずっと実行してることがあります!
必ず、タイピングの遅い人が居たら待っています。
被せません^^
会話しようよ^^


「これがゲームの醍醐味だよね^^イグレシアスさん。」










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