シラベの冒険日誌

レベル上げ とかソロプレイをしている時
傍らで何かしながらの『ながらプレイ』を
していることが多いです。

私は音楽が大好きで 聴きながらプレイをします。
両親が音楽好きなこともあってか
小さい頃から 色んなジャンルの楽曲を聴きあさっては 歌詞をノートに写したり 感想を書きとめてみたり...。

そんなことをしてるうち あとから見た時に色んな楽曲を思い出として振り返られるのが楽しくて 今では音楽の思い出アルバム作りが すっかり趣味のひとつになってしまいました。

私は音楽の趣味・趣向なんかは特になくて
いわゆる雑食系です。
JAZZ・バラード・オーケストラ・ボサノバ・ヒップホップ・ロックなど様々な曲調と 無限の音の組み合わせで広がる表現世界は 社会風刺・恋愛・情緒風情・仕事・宗教・歴史など 作曲者さんの人生模様や心情がダイレクトに伝わってきて どの曲も優劣をつけることができない とても魅力的な作品ばかりです。

先日 そんな私の楽曲思い出アルバムの一曲から
いつ間にかHR音源版がリリースされていて即購入ｂ

新しい音源で聴くと その曲のバックで流れている繊細な音までハッキリ聴きとることができて あらためてこの曲が好きになりました。

楽曲タイトルは『敵は本能寺にあり』です。
(タイトルだけ聞くと某大河ドラマしかでてきません)
この楽曲は 女性ピアニスト堀江沙知さんによる和製ネオジャズという一風変わったテーマと曲風が特徴のピアノインストプロジェクト『SANOVA(サノバ)』が提供しているもので 今年の8月5日にリリースされた5thアルバム「ZIPANG 弐nd」に収録されていますb

敵は本能寺にあり は そのタイトルのとおり
戦場ヶ原を吹き抜ける風のような疾走感のある曲調が特徴です。
まるでピアノ鍵盤の上を生き物が駆けぬけていくような美しいの音階旋律と 重厚な低音域が 大切な人を失った主人公の深い失意と怒りを想わせる とってもステキな曲です。

曲の聴きどころは なんといっても場面転換♪
最初は 昔を懐かしく思いかえす回想シーンのような
単音の構成に始まり 場面は 仇討ちに向かう馬に乗ってかけている現実場面へとフェーズチェンジします。この場面転換の1フレーズは 在りし日を思い返す主人公が 不意に現実に引き戻される瞬間の姿と 怒りにうち震える激しい感情の波が低音域の鍵盤で表現されていて 耳から入って頭上へ突き抜けるような鮮烈なイントロがとっても印象的な 一番好きな小節です。

そして迎える フィナーレ。
大義を成し遂げたのに 後に残る儚い単音は 謀反者を討ち取った勝利のファンファーレなんかではなくて
亡き人へのレクイエムに聴こえます。

一貫して物語性の強いそんな曲調は 聴く人を
歴史的な一場面にきっと誘ってくれることと思います♪

気づけば 長々と感想を書いてしまいました...(*_ _)
みなさんは ながらプレイのお供は
どんなことをされているんでしょう...

ステキな音楽を聴きながら
レベル上げをするときのお供(バトルBGM)に
ぜひ一曲いかがでしょうか( * ・・)ｂ