キーンコーン カーンコーン
きりーっつ れいーーっ ちゃくせーーき!
えー、ただいまより、モンスター行動生態学の講義をはじめます、
担当のアルハです、どうぞよろしく。
この講義では、モンスターが、各々の持つ特技や呪文を、
どのような条件で使用するのかを明らかにすることにより、
そのモンスターの生態を考察してゆこうと思います。
さて、本日は、バズズについての講義となります。
今週の達人クエストのお題にも選ばれていますし・・・そんなわけで
バズズがもつ、「2回行動」という特性にスポットを当てつつ、
バズズの行動および、そこから読み取ることのできる考察を、皆様と共有できればと思います。
さて、繰り返しますがバズズは2回行動です。せっかちさんですね。
そして、バズズが、「通常時」に取りうる行動が、以下の6つになります。
1.通常攻撃
2.バギムーチョ
3.ザラキーマ
4.マホトーン
5.ツインクロー
6.かがやくいき
この中から無作為に行動を選び、「2つセットで」実行してくるわけですね。
言い換えれば、技を組み合わせて使ってくるのです。
これがドラクエ10において、「2回行動する」ということになります。
で、ですね ここで皆様に考えてほしいのは、
「どの技の組み合わせが一番危険か」ということです。
・・・いくつかこちらで考えてみますね?
1.バギムーチョ+マホトーン
2.通常攻撃+ツインクロー
3.かがやくいき+通常攻撃
他にも組み合わせはたくさんありますが、とりあえずこれだけ。
さて、どれが一番危険でしょうか?
まず1番について。 バギムーチョは、「準備時間のある特技」です。
こういった特技は、僧侶さんのベホマラーで、ダメージを相殺
・・・つまり、なかったことにしやすい特技になります。
そして「マホトーン」、僧侶の魔法が封じられるのは非常に厄介ですが、
そもそも対象が単体であるため、ピンポイントで僧侶が狙われる可能性が低い事
さらに、僧侶の封印耐性がしっかりしていたり、キラキラポーンを自身に使用していた場合は、ボーナスターンとなることなどから、とても「やさしい」行動だと言えます。
続いて2番。
ボスということで、バズズの攻撃力は非常に高いです。
レベル85の屈強な冒険者であっても、このような組み合わせで攻撃されたら立っていられないでしょう。
では、この組み合わせは警戒するべきか? わたしは、
そうでもないと思います。なぜならば、
「通常攻撃」と「ツインクロー」の二つが、おなじ冒険者に対して立て続けに繰り出される確率が、非常に低いからです。
まず初めに、バズズによってこの組み合わせが選ばれる確率があって、
さらに「バズズが4人の中から、2度おなじ人を選ぶ確率」が考慮されるわけですからね。
この組み合わせに当たった人は、要するに運が悪かったということになります。
そういうものだとあきらめて、蘇生してもらうのを待ちましょう。
さいごに3番目。
わたしは、上にあげた3つの組み合わせのなかで、これが一番危険であると思います。それはなぜか?
まず、かがやくいきはバギムーチョと異なり、準備時間と呼べるものがほとんどありません。
よってベホマラーなどで回復することが難しいです。
さらに、かがやくいきは、通常攻撃と異なり、範囲にダメージを与えます。
よって2番目の組み合わせの場合と違って、誰が次のターゲットに指定されても危険・・・となるわけです。
そんなわけで、バズズが「通常時」にとりうる行動の組み合わせについて考察してみました。
まとめると、「かがやくいきに気を付けて」ってだけなんですけども。
バズズ戦において、開幕で心頭滅却を使うひとが多いのはそのためです。
こうしておけば、かがやくいきからの通常攻撃にも、たいてい耐えられるでしょうから。
ツインクロー? えっと・・・それは運がなかったですね^^;
・・・ところで、
「イオグランデ」そして「ラリホー」に「痛恨のツインクロー」
こうしたバズズの特技、目にしたことありますよね?
これらは、いままで解説してきました、「通常時」には行わない特技なのです。
では、どういったタイミングで使用してくるのか、またその対処法など、
説明できたらなと思います。
ではでは、本日の講義は以上になります!
おもいがけない分量になってしまい、自分でも驚いておりますが・・・w
どこか分かりにくい部分などありましたら、コメントなりフレチャなりで教えてくださると嬉しいです。
読んで下さった方、ただただ感謝であります! ありがとー!
・・・キーンコーン カーンコーン