キーンコーン カーンコーン
きりーっつ れいーーっ ちゃくせーーき!
えー、ただいまより、モンスター行動生態学5回目の講義をはじめます、
担当のアルハです、どうぞよろしく

前回は、ターンエンド攻撃について解説しました。
ドラクエ10におけるバトルのキモとも言える内容でしたので、
まだよくわかんないぞ~という方はもうじゃんじゃん質問してくださいねっ
そんなわけで、前回の内容も踏まえまして、
今回は「4秒反撃」について解説していきたいと思います。
さて、4秒反撃とは何かと言いますと
アトラス強、バズズ強、ベリアル強、ついでに言うとギーグハンマー狂
・・・他にもいるかもですが、これらのボスモンスターが頻繁に見せる行動です。
内容はというと、「4秒押すと反撃してくる」というものです。そのまんまですね。
なぜ彼らは頻繁に反撃行動をとるのか・・・?
と疑問に思う方いらっしゃるかもですが、答えは簡単で
単純に、「押し合い反撃」を行っているだけなのです。
(押し合い反撃に関しては、第3回の講義で取り上げてますのでヨロシクです)
押し合い反撃は、一言で説明すると「通常行動の準備が整っていない状態のモンスターがプレイヤーから一定時間押し合いによるストレスを与えられたことで行う反撃行動」です。
モンスターは、通常行動の準備が整う前から、(その準備中の行動が近接攻撃であれば)ターゲットに向かって移動を開始します。
ターゲットとの間に壁が入った場合、モンスターと壁となったプレイヤーの間に押し合い関係が発生して、モンスターはストレスをため始めます。
通常のモンスターであれば、このようにしてストレスが発生しても、ストレスがたまりきる前に通常行動の準備が完了します。
しかし、4秒反撃を行うモンスターは違います。
彼らは、ターゲットを決定し、移動する過程で、通常行動の準備が整うよりも早く、押し合いによるストレスが溜まり切ってしまうのです。
このストレスが溜まる時間が「4秒」であることから、「4秒反撃」なんていわれてるわけですね。
4秒反撃は、非常に厄介な特性です。しかし、この特性を封じる手立てがあります。
先に、モンスターは攻撃するターゲットを決めたら、行動の準備が整う前から、ターゲットに近づこうとすると申しましたが、
要はこれをやめさせればいいのです。具体的に言うと、ターゲットに選ばれた人が自らモンスターの近くに行くことで、モンスターの歩みを止め、壁になっていた人との押し合い状態を解除してあげる、ということですね。
もちろん、そのままずっとモンスターの近くにいたら、やがて通常行動の準備がととのってしまい攻撃されてしまいますから、モンスターの足が止まったのを確認したら、すばやく離れなくてはなりません。このへんは練習して感覚をつかむしかないです。
・・・あるいは ですが
4秒反撃を行うモンスターのほとんどが、3回行動の特性を持っているのですが、
この3回行動の途中・・・2回目か3回目の行動をする過程で押し合い状態になったのであれば、4秒反撃は発生しません。
たとえばアトラス強とパラ魔構成で戦っていて、まれに4秒反撃が発生しない時があるのは、
1回目の行動でパラディンを、2回目以降の行動で魔法使いなど他のメンバーをターゲットにしたことが原因かと思われます。
(上手なパラさんの中には、アトラス強と押し合うときの動きを工夫することで4秒反撃を封じたりするひともいるのですが・・・w)
と、こんなところでしょうか。
一見理不尽に思える敵の行動も、仕組みが分かれば案外怖くなかったりします。
心に余裕を持つこと、敵をよく観察すること、そして可能な限り仲間を気遣ってあげることが、バトルを楽しくするコツだと思います。
自分で書いといてアレですが、今回の内容はかなり分かりにくいです・・・w
疑問質問じゃんじゃん受け付けますので、気軽にお尋ねくださいね。
それでは、本日の講義はここまでとします。
ここまで読んでくれた方、ありがとでした~ノシ
・・・キーンコーン カーンコーン