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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2014-03-25 04:27:37.0 2014-03-25 04:28:09.0テーマ:その他

ザラターンの本職 ~~スキル解放へ向けて④~~

バトルマスター、そしてパラディンのLVを上げたおれは、
実戦のコツをつかむべく、それらの職で、
各強ボスへ繰り出した。


まずは、バトマス。

タゲ下がり等、前衛アタッカーの基本戦術は一応理解したのだが、
やればやるほど、
【 バトルマスター 】は、
おれには向いてないな、と思うようになった。


おれの場合・・・

アタッカー(今回はハンマーバト)をしているときに、
相手の体力を削る、という仕事を真面目にせずに、
要らんことをしてしまう癖があるらしい;

例えばー・・・


(;゜ロ)< 気が付いたらキャンセル待機をしている;

(;゜ロ)< 僧侶のMP切れそうなとき、せいすいを配りに行ってしまう;



結果、何も考えずに殴り続けるよりも、
討伐時間が長めになってしまうこともある;



よって、現在では、おれは4つのロールの中で、
アタッカーの適正が一番薄いと自己判断し、

あくまで、PTに火力役がいない場合、もしくは、
誰もやりたがらない場合のみ出動することに決めている。




さて、次は、パラディン。
おれが、冒険者になる前に、己の理想の姿として思い描いていた職業。

あの頃とは、色々と考え方は変わってしまったが、
実戦投入となると、やはり俄然チカラが入ると言うものである。



パラディンをこなせる盟友は、
実は当時は、おれの周りにはいなかった。

なので、パラがいないから、と
当時滅多に戦わなかった、
【天魔】【リベリオ】【オーレン】【プスゴン】
等と、本格的にぶつかって行くことになったのも、この時期からである。


上記の強ボスとパラで戦ってみて、おれは思った。




(;゜ロ)< うんおれ、パラ向いてないわ!!




今でも思っていることだが、
おれは【相撲】に、実は全く自信がない。

とくに、敵とがっぷり組み合うまでの開幕の数秒、
緊張しないときは一度もないほどだ。



油断すれば、開幕ですり抜ける。

途中でも、下手に動けば、ぬるりと抜けられる。

そして、後列につっこんで、やりたい放題する敵を、
必死で追いかけながら、見つめることしかできないときの、
あの絶望感・・・。


そして、パラディンの戦術は、相撲だけにとどまらない。


例えば、【ターンエンドの概念を知ること。】
パラでなくても、知っておいた方がよい中級戦術ではあるが、
パラの場合は、これが戦術のキモとなる。

相手がターゲットにたどり着けない場合、
大体何秒で攻撃を諦めて、行動を切り替えるのか。
そして、行動を切り替えた場合に、何を放ってくる場合があるのか。


他にも、怒っている場合でのみ行動パターンが変わる相手や、
怒った瞬間、すぐさま危険な行動をするかもしれない相手を見極める等、
PTに確実な勝利を届けるためには、
気をつけねばならないことは、この他にも山ほどある。




(;゜ロ)< 他の職と、やることが根本的に違う気がする;



おれは、パラをやっているときだけは、
未だに、戦闘中にしゃべる気にはなれない。
それほどに、前方の相手に神経を研ぎすませる必要がある;

パラが得意な人は、余裕なのかもしれないが;w




だが、わりと長い期間、おれの周りでパラをやる人はいなかったので、
自然とおれはパラディンとしての出動が多くなり、
下手くそながらも、徐々に、その独自の戦い方に慣れていった。

パラディン人口の不足は、おれの周りだけでなく、
冒険者全体の問題のようで、
よく、対災厄の手伝いや、
ドラゴンガイアの助っ人などで、盟友達に呼ばれることもあった。
今でも、災厄の王討伐に呼ばれるときは、ほぼパラでの出動となる。



『ザラさんはパラディンができる。』


意図しないままに、おれは、
かつて理想としていた、【パラディンが本職】であることを、
まわりから認められ始めていた。




栄光の【ザラディン】。

実際のところは、理想のパラとはかけ離れ、
強ボスやコインボスに何回もぶっ飛ばされて、
それでも泥水すすって、起きあがって、
場数だけを経験値に替えて、
ようやく今の【それなりパラディン】ができるようになっているのだ;



(゜ロ)< 泥臭いわね!





だが、苦労している分、
思い入れもヒトシオになっているのも事実。



さて、何か本職を1つ、定めるとするならば、
おれは、常に苦難と共にあるこの職業を、
本当に選ぶことができるのだろうか・・・





                  ~~続く~~
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