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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2015-01-29 23:48:40.0 テーマ:フレンド

さらば、盟友(とも)よ・・・

魔法戦士・・・
その言葉を聞くと、おれにはどうしても思い浮かべる、ある知り合いの男がいる。

その男は、神出にして鬼没。単身での行動を得意とし、
卓越した剣技と、強大な魔力を併せ持っている。
戦場を流れるように駆け抜けるその姿から、冒険者たちの間で、

【幻影】の名で呼ばれているウェディの魔法戦士だ。

それが本名かどうかは、おれにはわからない。
相当な実力を持つ冒険者でありながら、容姿は端麗、単身を旨としながらも、その実、指揮能力も相当高い。



おれの持つ魔法戦士のイメージとは、まさにその【幻影】の事であった。



そう、あの日、あの男に会うまではー・・・ 男は名乗った。




「バスコ・D・がまだ。」





おれはその時、丁度、ある会合(バックナンバー参照)に参加している最中だったので、自宅の前で棒立ちしていた。

突然ルーラで降り立ってきたその男。

おれは、とりあえず、口を開いた。

 

ザラ 「あ、すいません、今取り込み中でして;;」

がま 「OK」


がまはすごすごと走り去ってゆく。


ザラ 「す、すみませぬ~~~~;;」  



それが、おれ達のファーストコンタクト。

最悪の初対面である。 それからしばらくしてー・・
その日、冒険を続けていると、
友人のウェディの姐さんから急な連絡が入った。

どうやら、水やりのお返しにと、おれの家に来てくれていた姐さんが、
件の【がま】と鉢合わせしたらしかった。

速攻で自宅の石を使い、おれは帰宅した。 畑を挟んで、がま、姐さん、そしておれ・・・

なんだこの、恐ろしく奇妙な取り合わせ。

改めて、がまは名乗る。


がま 「バスコ・D・がまです」

ザラ 「どうも、昨日はすいません;」


改めて、がまを見る。

ドングリ頭に【ぐるぐるメガネ】。
装備は、【はやてのベスト】に、下半身は、【まほうのよろい】だろうか。結晶用の装備品かと思われるが、もしお洒落で身につけているのなら、エキセントリックと言わざるを得ない。

おれが次の言葉を喋る前に、がまは矢継ぎ早に話しはじめた。



がま 「ずっと前から、ザラさんのことが・・・好きでした!!」

姐さん「!!!!!」

ザラ 「ええ~~~~~~ッ;」

がま 「お友達からお願いします!!」


な、なんなのだ、この男は・・・;
一瞬狼狽したが、どうにか平静を取り戻す。
おれは、この場は毅然とした態度で応じることにした。




ザラ 「はい!お友達からお願いします!!!」




こうして結ばれた盟友関係。
がまは、お近づきのしるしに、と、おれに取引を持ちかけてきた。

気の利いたものを持ち合わせてなかったおれは、
とりあえず、【うしのふん】を4つばかし、がまの手に握らせた。

がまがおれに手渡したものはー・・・


・・・【がまのあぶら】だった。それも、99個あった。


リアクションに困っている間に、がまは姐さんとも手早くフレ登録を済ませている。

おれはニコリとして言った。


ザラ 「(姐さんを見て)あぶら半分いりませんw?」

がま 「本人目の前にして」

がま 「それ言う!?」


あぶらについては、姐さんに軽くスルーを決め込まれた。


その後しばらくして、我々は、魔法の迷宮に挑む流れとなった。


見ると、がまは魔法戦士のいでたちだ。

本人曰くー・・・
父は【ドルワーム王国】で名を馳せた勇敢な戦士。
母は、【アグラニの街】で評判だった魔法使いなのだとか。


【血に導かれし、運命の魔法戦士】
それが、


「バスコ・D・がま」というわけだ。


なんとなく、おれは【幻影】が、【ぐるぐるメガネ】をかけたところを想像した。・・・笑えてきた。

がまはニヤリと笑い、【メタスラコイン】を祭壇に供える。
何気に良い人である。


がまに感謝しつつ、我々は、迷宮の魔物達をけちらし、進む。

姐さんと組むのは二度目だが、改めて見ると、相当強い。うちの団に、これほどの剣の使い手はいない。

そして、がまはー・・・


うん、普通の魔法戦士でしたw かくして、迷宮から帰還した我々は、またの再開を誓いあって、それぞれの旅路へと戻ることになった。


血に導かれし魔法戦士、がま。


興味深い男よ・・・。



☆                ☆              ☆ ☆                ☆              ☆

これからのがまさんの旅路に幸あれ!


キャラは消さないとのことなので、また会えると信じて!


さよならは言わないぜ!

さらばだ!!!←



                     ~~グッドラック!~~
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