『 チームとは、家みたいなものである。』
陸亀旅団、1周年記念の時、そう書いた記憶があります。
PTを組まずに一人で行動していたとしても。
例えばお腹が空いたとき、
『 腹減った 』とひとこと言えば、
言葉を返してくれる仲間がいる。
チームを持つとはつまり、そういうことなんだ、と。
これは、ザラターンの持論であり、
同時に【 理想論 】でもありました。
別にPTを組みやすくするツールが欲しいわけではないし、
( ※ あると便利だけどw )
チームで盛大なイベントをやりたいわけでもない。
( ※ やると楽しいけどw )
各々のルールを大切に、各々の冒険を、
誰にとがめられることもなく楽しむことのできる空間。
それでも、歩き疲れ、その足を休めるときに
【安息】を得られる『 帰るべき場所 』であればいい。
誰かがチームを引っ張っていくのではなく、
メンバーの一人一人が、自分で遊びを作り出していけるチーム。
それが、ザラターンの望む【 リーダー無きチーム 】。
☆ ☆ ☆
ザラが惹かれた冒険日誌。
それらには、必ず『 意志 』と『 想い 』の力が溢れていました。
ギャグでも、創作でも、
楽しかったことや、逆に辛かったことを書き綴った日誌でも。
人の心に触れる日誌は、
【 意志 】と【 想い 】の力が無いと、きっと書けない。
たとえ、誰かを笑わせてやろう、感動させてやろう、として
書いたものではないとしても、
想いが伝われば、それはきっと人の心に届く日誌になる。
ザラが駆け抜けた日々で得たフレンド達は、
みんな素晴らしい意志と、想いに満ちた人たちでした。
☆ ☆ ☆
ザラターンの理想のチーム。
一人が踏ん張ってどうにかなるものではない。
・・・そう思うのに時間はかかりませんでした。
毎日おもしろおかしく過ごせるチームにするには、
強い意志と熱いハート()を持つ、
【 新しい風 】を呼ぶ協力者が必要だ。
当時、ソロチームだった【 モモ 】さんや
【 ミラージュ 】さんなどの顔が思い浮かびます。
では、彼らを陸亀旅団に招き入れれば理想のチームになるのだろうか?
『 まだ、今のチームのエムブレム(=ポリシー)に未練があるので 』
かつてさりげなくミラージュさんを勧誘したときに
聞いた台詞が頭をよぎります。
【 招き入れる 】という概念はダメだ、と思いました。
彼らのポリシーを壊すことになるのなら、
今のおれも、チムメン達も変わらねばならない。
全員が自分の積み上げたものを一度壊し、
全員で全く新しいチームを創立する。
そして、みんなで最初から話し合って決めるのだ。
チームの名前を。エムブレムを。そしてルールを。
ミラージュさんやモモさんに明確な返事をもらう前に、
ザラは【 陸亀旅団 】の一人一人に、この話をしました。
思いつきでチームレベルを1にするような発想に
最悪、チムメンと、勧誘したいフレンド双方から
愛想尽かされるかもしれない、と恐々でしたが、
わりとあっさり全員、
再構築する新チームに続投してくれることになりました。
ミラージュさんやモモさんにも、
かなり長いこと色々考えてもらいましたが、
最終的にはこの話に乗ってくれることになりー・・・
☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆
他にも勧誘したい人は沢山いたけど、
既にチームに入っている人には、さすがに声はかけませんでした。
でも、それでも・・・
『 なにそれ面白そう! 』
と、ムスビさんコウタさんも駆けつけてくれ、
『 一から全く新しいチームを作るなら参加したい 』
と、ほむさんも合流してくれました。
こうして、集まったみんなで話し合って
2013年末、新しく結成したのが、
現在のザラが所属する我『ら』がチーム。
【 豊穣の月 】
というわけです。
駆け抜けるのも、穏やかに過ごすのも自由。
外と遊ぶのも、チムメンと遊ぶのもいくらでも自由。
エムブレムだって、全員作って投票で決めましたw
毎日ねっころがって鼻くそほじってられるような空間ですw
( ※ 比喩的表現です )
こうして、今度は嵐にも負けない、
強くて新しい【 家 】が完成したのでありました。
~~~つづく~~~