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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2015-09-11 20:41:46.0 テーマ:レベル上げ

矛盾を兼ね備えるために。

精神を研ぎすまし、女神の印を結ぶ。
練り上げた闘気を、光の力に変え、
前方の敵へ向けて解き放つ。


【 グランドネビュラ 】


騎士達に伝わる戦技の中でも奥の手とされる秘奥義の1つで、
解き放たれるオーラが、瞬く星々の輝きと、
星界に広がる、美しき星雲を連想させる輝きを放つため、
いつしかそう呼ばれるようになった。



だがー・・・



『 まだまだ駄目だ…!こんな威力じゃ…! 』


放ったオーラは、目の前の低級の不死者を消滅させることも叶わない。
槍を振るった方が早く倒せるといっても過言ではないほどだ。

そもそもおれは、こういう闘気を練って戦う戦法が得意ではなく、
また、この技を使わなければ勝てない強敵にも会ったことは無かったので
グランドネビュラは、只のカッコつけるための技、
という認識しかなかったのである。



しかしー・・・時代は巡り、
自分の中での、パラディンの戦術も移り変わりつつある今、
この技も、戦術に有効に組み込むべきなのではないか、と
思い直しつつあった。



☆              ☆               ☆ ☆              ☆               ☆



まだおれが騎士として駆け出しの頃、



アストルティアの空には不気味な紅い月が浮かび、
時の王者達と【 災厄の王 】との、壮絶な戦いが繰り広げられていた。

出回っていたコインボスでも、
赤き魔竜【 ドラゴンガイア 】、
古の物語の魔王、【 バラモス 】などが隆盛を誇り、

そして、それら強敵との戦いの鍵は、すべからく
騎士達の活躍に委ねられていたと言っても過言ではなかった。



『 敵の進軍を阻んで味方を守り、
  敵の致命的な攻撃を瞬時に判断し、遮断する 』


これが、当時の騎士達の主な役割。


当時の強敵達のすさまじいインパクトや、
それらの戦いでの騎士達の活躍、
そして、実際に戦ってきた冒険者達の
プレッシャーや興奮。

考えてみれば、その時代に



【 相撲、キャンセル。その役割こそパラディンの存在意義の全て 】



であるかのような風潮が定着してしまったのだろう。





そして時代は流れー・・・



キャンセルショットで行動を遮断しにくい強敵の、大幅増加。

簡単には押せない敵の登場。

一度に複数体の相手が出現する戦場の急増。




・・・今の時代でメインとなっている、
新たに登場した戦場の殆どが、
旧時代で語られた【 騎士の存在意義 】を
否定するかのような物であった。



そして騎士達は、この事態にどう対処したのか。
答えはまあ、単純である。





何もしなかったのだ。




『出番なくなった』『パラ死亡www』


ああ諸行無常、兵どもが夢の後。
戦槌の多くは、太陽神の大斧へと姿を変え、
パラディンの数は次第に減少していった。

実のところ、おれも騎士を本職とうたいながらも、
実際パラでそれらの戦場へ赴くことは、さほど多くはなかった。




☆              ☆              ☆ ☆              ☆              ☆




しかしここ数ヶ月、
パラでいろいろな挑戦をしてみて感じたことがある。



(;゜ロ)。0( 意外と何処でも戦えるじゃない・・・! )



確かに最近、色々な技や、重鎧は強化された。
でも、それ以前に。



【 パラは相撲し、キャンセルする職業で、それが存在意義の全て 】



この言葉に、おれも含む多くの冒険者達は、
呪縛のように囚われすぎていたのではないか。

きっと、不遇と言われた時代にも、
可能性は、変わらず示されていたのだろう。



例えばー・・・


大防御を構えることで
ヤリパラは両手武器使いで唯一、痛恨の一撃を耐える事ができる。

仁王立ちで、ファランクスや会心ガードを拡張する。


無論、パラの強みは『守り』だけではない。

さみだれ突きの瞬間火力は蒼天魔斬にも引けを取らない。
アタッカーにはなれないが、火力に貢献できないレベルでは決してない。

ジゴスパークやグランドネビュラ、狙いすました一閃突きは、
敵の装甲をたやすく貫通する。



敵の狙いを見極め、味方との連携がうまくできれば、
パラディンとは、この上なく強力なのではないだろうか。
無論、その難易度は生半可ではないだろうが。




味方を守る盾となるものは、
矛盾、併せ持つものになることはできるのか。


今後の大きな大きな課題である。




                      ~~~fin~~~
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