ちょっと前、日課が終わって他にやることを思いつかず、
また盟友たちもあまり見かけなくて暇になるような日は、
サポを雇い、自分パラディンで
修行と金策を兼ねて強ボスを叩いて回っていたおれだが、
最近は
【 やる気のジャーミィタイムアタック 】
(※ 相方のバーティのことも、時々でいいから
思い出してあげてください(。、ヾ
の影響か、オーブの値段が下がったこともあり
強ボスをやる気が、あまり出せなくなっていた。
なので、たまにはチムクエでもやるかー、と
クエストリストをぼけっと眺めていると、
1つ目を引く物があった。
【 ロンダの氷穴征伐! 】
このクエは取得ポイントも少なく、
多くの人(ザラ含む)にとっては、
『 うわ、メンドクセ 』としかならないようなものだろう。
しかしおれはなんとなく久々に
【 ロンダ岬の夕日 】を見たくなったので、
このクエを請けることにし、
故郷の石でランガーオへと舞い戻ってきたのである。
独断と偏見は混ざっているかもだが、
おれはロンダの氷穴を抜けた先にある
【 ロンダ岬 】から見る夕日が、
アストルティアいち美しい夕日だと思っている。
だが、もう最後にあの景色を見たのはいつだったか
全く思い出せないくらい、
あの岬に立ち寄ってはいなかったのだ。
☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆
というわけで
夜中(ティア時間)に現地入り。
洞窟内で討伐を進めていれば、終わる頃には
夕方まであまり待たなくて良い時間になってるだろう、
と、軽い気持ちで出発。
え?氷穴で寝たら死ぬぞ、ですって?
(゜ロ)< 大丈夫、ヌーク草があれb()
・・・久々に洞窟内を歩き回ってみると、
ふと懐かしさをおぼえた。
例えば、眠っている【 メラリザード 】。
(;゜ロ)< 序盤の恐怖、メラリザード!
古株の炎の民以外には印象が薄いかもしれないが、
駆け出しの冒険者が奴と一対一で勝負するには、
ある程度の覚悟が必要だったことを覚えている。
この洞窟と村を何度も往復して、
必死で皮の鎧セットを集めたもんだw
もう残ってはいないが
映写機の使い方クエも無かった時代、
偶然スクリーンショット機能に気付いて
初めて撮った最初の写真が、
皮の鎧セットに身を包んだ自分の後ろ姿だったなあ。
・・・メラリザードのメラの呪文は、
宝珠【 打たれ名人 】の効果で、この身にとどく前に霧散する。
もはやおれは、少しの熱さすら感じることはなかった。
寝ている彼らをわざわざ起こして蹴散らすのに
なんだか罪悪感を感じ始めたおれは、
途中でオニオーンに標的を変えることにした。
(゜ロ)< タマネギならぶつ切りでおk←
しばらくして
クエスト達成の鐘が鳴る。
さて、そろそろ夕日も見頃になっているかねえ。
☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆
(;゜ロ)< まだ朝にすらなってなかったよねッ!!!!!
計画をざっくりやりすぎたようだ;
でもまあ、冷たい空気を感じる明け方近くの澄んだ夜空も、
なかなかに美しかった。
結局夕方を待つことなく、
おれは引き上げることにした。
なにしに来たんだおれ、と苦笑はしたが、
メラリザードの寝顔を見ることができただけで、
ある意味、何かが満たされていたのだろう。
夕日を見ずに帰ることに、未練は一切無かった。
(゜ロ)< 立派なダースドラゴン(?)になれよ!
でもせっかくなので、
昔撮った夕日の写真を貼っておきますw
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もしまだ見たことがなくて、
興味がある方は、見に行ってみるのも良いかもですなw
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思い出の場所を巡って。
まだ見ぬ絶景を探して。
カメラ片手に、暇な時間をこういう事に費やしてみるのも、
案外悪くない、と再認識した日であった。
冒険は続く!
~~~FIN~~~