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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2015-11-12 20:35:02.0 テーマ:その他

狩魂(前編)~~砂漠の街と、温泉の村が教えてくれたこと⑤~~

※DQXと直接関係のない記事(第5話)を綴ってあります。
 興味のない方はすっ飛ばしてやってくださいw 砂漠の街での野良生活も、2週間くらいが過ぎようとしていた。
いろんな人と一緒に狩りをして、思ったことが一つ。


(゜ロ)< 意外とライトユーザーが多い?


始める前のおれの先入観では、
オンゲなんて、へヴィゲーマーしか手を出さないような修羅の国!
という印象だった。

だが実際は、そんな修羅と一緒になることなんて
数えるほどしかなかったわけで。


おれはオンラインの経験こそ乏しいが、
ゲーマーとしての知識はそれなりだし、
たとえ上級者と一緒になっても
足を引っ張らないだけのプレイヤースキルもある。

本当の意味での初心者からみれば
もの凄く大きなアドバンテージを持っていると言えるだろう。


それなのに、おれは何かとビビってばかり。


一般ゲーマーやライトな人達、そしてキッズ達は、
チカラが無くても、経験が無くても、
すごく自然に、自分らしく楽しんでいる人が、
そこそこの数いるように見えた。




(;゜ロ)< これはさすがに情けないだろう、おれ・・・



どげんかせんといかんなあ;


とはいっても、収穫も無かったわけではない。
たとえば、ベテランハンターの台詞。


『 ザラさん強いねえ! 』


リアル同様、誉められて嬉しくない人はそう居ない。
自分からどう話しかけていいか分からないときは、
とにかく相手の良いところを探す。
珍しい装備ですねえ!とか、そう言うのでも何でもいい。


『 何か手伝えることはありませんか^^ 』


微笑むHUNTERの台詞。
あそこまで強引なのは良くないが、
人を手伝うのは仲良くなるきっかけにもなるかもしれない。
【情けは人のためならず】だ。


等々学べたことも多い。


後はとにかく、勇気を持つこと。



(;ロ)< それが一番難しいのよね・・・!




☆             ☆              ☆


そんな日常の1ページ。
街には4人の野良狩人が集まっていた。


一人目:【 目指せ脱コミュ障! ザラターン 】
     びびりだが狩りの腕だけは隊長格。

二人目:【 HUNTER 】
     前回、前々回とは違う人物。
     ほぼ定型文でしか喋らないが、マナーはバッチリの良識人。

三人目:【 銀さん(仮名) 】
     当時の、とある人気漫画の主人公の名前の狩人。
     礼儀正しいけど人なつこいチャット好きのムードメーカー。
     キャラ的にはどちらかと言えば新○。
     狩りの腕も、どちらかというと○八。


そして四人目・・・

今回の鍵となる人物【 Tさん(仮名) 】。

褐色の肌に黒い短髪、鋭い目つきの女性で、
空の王者と畏れられる火竜(※強い)の素材で作られた
真紅の鎧を全身に纏い
背の丈ほどのゴッツい大剣を背負ったその凛々しい姿は、
まさに名うての女戦士といった風貌。



(;゜ロ)< なんか強そうな人きたああ!



今回のメンツは楽できそうだ。そう思った。



だがー・・・




ドン!


    【 Tは力尽きた… 】




T『 ごめんなさいぃ!>< 』




そう、Tさんは・・・俗に言う



           ヘタレだったのである。




MHでは狩り中に力尽きても、
スタート地点であるベースキャンプに戻されるだけで復活できるのだが、

【 PT全体で合計三回力尽きるとクエ失敗になる 】という、

鉄の掟がある。


Tさんはほぼ全てのクエで1オチから2オチ計上し、
(たまに銀さんも落ちる)
狩り場はかなりスリリングな展開になっていたが、
チャット大好きな新p…銀さんがムードメーカーになって
いてくれたこともあって、場の空気は和やかだった。

おれも相手から積極的に振られた話題には
なんとか食いつけたので、銀さんの存在はありがたかった。



だがー…


『 すみませぇぇん!>< 』



その日の最後にTさんが受注した強敵、
【 爆鎚竜(なかなか強い) 】のクエで
ついにTさんが一人で逆ハットトリックを達成してしまい、
クエは失敗に終わってしまったのである。



『 あいつ強いですよねーw 』

『 おれも慣れてない頃はよく(突進に)ひかれたなあ; 』


銀さんとおれが慰める。
HUNTERも【ドンマイ】とエールをおくっていたが、
それでもTさんは、
画面の向こうが目に見えると錯覚できるほどに落ち込んでいた。



(;゜ロ)< ・・・ ・・・ ・・・



           ~~ まさかの文字制限により、つづく ~~
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