DQXと、直接関係のない記事(第8話)を綴ってあります。
興味のない方はすっ飛ばしてやってくださいw
温泉地ユクモで部屋主として活動を始めることにして数日。
果たして、ザラの経営する狩り部屋は大盛況であった。
まあ、大人気作の発売直後だし、
ウチだけが繁盛してたわけでは無いと思うがw
部屋を建ててから閉めるまでの数時間、
4人PTができないことは1度としてないくらいの盛況ぶり。
息つく暇もないほどである。
だがそれが、
『 石橋を叩きすぎても安心できず、結局渡れなくなる 』
おれにとっては、むしろ有り難いことだったのかもしれない。
(;゜ロ)< 何せ、ネガな事を憂慮する暇もねえ!
アドホックパーティには定型文が搭載されておらず、
挨拶もお礼も、全て『 手打ち 』で行わねばならない。
狩りをしながら司会進行もこなさねばならなかったおれは、
とにかくいつも、何かしらで手を動かしている状況だった。
この頃の癖もあって、おれはDQXをやりだしてからも、
わりと手打ちにこだわっている。
特にIN・OUTの挨拶は、前の日と全く同じ文面であっても、
相当忙しくない限りは、定型文は使わない。
相手には全然伝わらないかもしれないが、
そっちの方がなんか暖かいかなあ、と勝手に思っているのだw
(゜ロ)< 『 手打ちの方がコシがでる 』ってね!
閑話休題。
とにかくザラにとってこの忙しさは、
充実感は感じれど、とくに苦になる事はなかったということである。
そんな2010年の年末、部屋を初めて数日目の事。
ある男が、我が部屋へやってくる。
『 お晩です! 』
彼はそう言って入室してきた。
カボチャをカッコ良く加工したような、
変な防具を身に纏った弓使い。
挨拶が特有なのもそうだが、
男性であの装備の愛用者は少なかったので良く覚えているw
他のお客も交えて、4人でクエ回しをしていたわけだが、
おれとその彼は、クエ選びにある共通点があった。
携帯機のMHのでは、
【上位ハンター】に上がるために経験値は必要でなく、
キーとなるクエストをこなしていくだけでいい。
なので、まずは手っとり早く良い装備を手に入れるために
キークエのみをぶっぱして速攻で上位を目指すのが、
野良狩人の一般的な遊び方だった。
DQXで言えば、
細かいクエストはとりゃえず置いといて、
キーエンブレムを一気に集める感じか。
でもおれ、そして彼は、
【 自分が弱いうちに細かいクエを楽しまないなんて勿体ない! 】
という性分だった。
それで意気投合して、
閉店の時間が過ぎても、
いつでも止められるように部屋を閉め、
二人でどうでもいいクエを、
アホな事を言いながらちょこちょことこなした記憶があるw
そして、良いお年を!と挨拶を交わし、その日は別れた。
彼はのちに、ウチの一番の常連となった男。
キャラの名前は【 備前長船 】。
プレイヤーネームはー・・・・
【 astray mo 】
☆ ☆ ☆
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現在、DQXで同じチームに所属する、
作品を越えての知己。アストさん。
2アカのキャラの名前はオサフネであるw
(゜ロ)< オサフネは、ものすごいジャンプして馬に乗ります!
☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆
2011年。
年が明けて数日した頃、
アストさんはなんと、再びウチにやってきた。
どうやら、わざわざ部屋の位置を探して訪問してくれたようだった。
有り難いことに、こういった、
ザラ部屋の『リピーター』になってくれる人は
他にも数人いたので、
おれはある日、
思いきってその人達にフレ申請とメールを送り、
また来てもらいやすいように
部屋を建てるエリア( 場所 )を固定し、
その部屋に【 名前 】を付ける旨を伝えた。
それから1年以上にわたり、
経営を続けた部屋の名前は
【 大陸亀亭 】。
色々なことがあった、故郷のような思い出の場所。
最近PSPを起動して、
再び村を訪れてみた。
村の集会所のBGMを聞いていたら、
無意識のうちに、なんか涙が出そうになっていたw
~~~つづく~~~