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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2015-11-24 20:17:20.0 テーマ:その他

師匠 ~~砂漠の街と、温泉の村が教えてくれたこと外伝~~

※DQXと直接関係のない記事を綴ってあります。
 興味のない方はすっ飛ばしてやってくださいw ☆               ☆               ☆


服を着ない男だった。



野良でもフレでもまったりクエ回し。上位推奨24時半まで!


【 大陸亀亭 】に名前を変えてからも、
我が部屋の客足は増え続けた。

ギルドカード(名刺のようなもの)は速攻で上限の100枚になり、
フレンドも少しずつではあるが増えてゆく。
そして、フレが増えれば増えるほど、狩りは面白味を増してゆく。

全てはそう、順風満帆。


(゜ロ)< そう思っていた時期が私にもありました…




それから数ヶ月たった頃。




ザラの経営する大陸亀亭は







閑古鳥が鳴いていたw






MHP3rdは、アドホックパーティの力を借りて
オンラインで遊べるようにはなっているが、
基本的には、パッケージソフトである。


携帯機にしては凄まじいほどのボリュームを誇っていた本作ではあるが
パッケージとして完結しているが故にー・・・





つまるところ、待てど暮らせど

大型アップデートなどという物は一切やってこないのである。




それで4ヶ月も5ヶ月もがっつりやってりゃ、
そら普通の人は飽きますわなw


というわけで、
野良のお客はたまーにやってくる程度。
あとは、居合わせた仲のよいフレ達で、
ちょこちょこ遊ぶ日々である。


そうして暇を持て余し始めた頃、
彼はやってきた。



その名は【 岩鉄 】

おれとアストさんが、ただ一人『師匠』と仰いだ男である



大陸亀亭にやってきたときの第一印象は


顔は精悍な老狩人。
だがそのいでたちは・・・


ふんどし一丁に、鳥竜を模したかぶり物、その2つのみ。



(;゜ロ)< なるほど、HENーTAIか!



詳しい言動は覚えてないが、
会話の端々からも、
彼がHENーTAIであることは伺い知ることはできた。


まあでも、悪い人ではなさそうだったので、
一緒に狩りへ赴く事になったのだが・・・




彼は、凄まじく強かった。



服は着ないがあらゆる武器種を使いこなし、
その全てが感嘆に値する腕前。服は着ないが。


無論おれとて、そこそこの腕はあると自負していた。
だがー・・・


防具は一切身につけず、
槍とロマンと狩魂のみで
【 崩竜(でかい、つよい) 】を葬り去る師匠の姿を見て、

おれは今までの自分の狩りは何だったのだろう、と
遠い目になってしまったのであった。




それからおれ、そして居合わせたアストさんは彼を絶賛し、
彼も悪い気はしなかったのか、そこから話は弾み、
おれ達はフレンドになった。


それから数日後、

3rdもちょっと飽きてきたのう、ということで、

フレ以外滅多にお客も来ないし、
一時期大陸亀亭を、前作【 2ndG 】部屋に変えて、
1から2ndGを遊び始めるか、と、
おれとアストさん、そして岩鉄師匠3人で決めた。


それから約1ヶ月間、
2ndGを駆け足で満喫する事になるのだがー・・・

それは、おれとアストさん二人にとっては、
狩人としての修行の日々ともなった。




(;゜ロ)< G級入ってすぐ激昂金獅子クエ放り込まれたことは忘れん!




モンスターを眠らせて、
眠っている目の前に、強力な爆弾をみんなで仕掛ける。

そして、師匠は不適な笑みで攻撃力を増強させる薬を飲み、
おもむろに大剣を構えた。

そして極限まで力を溜めたあと、
モンスターへ向け、大剣を爆弾ごと一閃。



(;゜ロ)<  ・・・ ・・・ ・・・!



無論、自分自身も爆風に巻き込まれて大ダメージを受ける。

遠距離から石を投げるなど、
直接殴らなくても爆弾を起爆する方法はいくらでもあるのだが、
無論承知した上で、あえての強溜め斬りであるw





1ヶ月間、ひとしきりのクエを遊んで、
2ndG部屋を畳み、3rdに復帰する事になった頃、

師匠は狩りに飽きたのか、風のように姿をくらまし、
大陸亀亭を訪れることは、それ以来無かった。





【 岩鉄斬り 】



おれはあの技に、師匠の名前を付け、

以来3rdのクエで、たまーに息抜きで大剣を振るうとき、

好んでこの技を使うことになる。





老ハンター、岩鉄。

あらゆる意味で、恐るべき漢だった。

そして、滅多に服を着ない男だった。





でも、一番驚いたのが




中の人が、女性だったという事でしたw






                     ~~~つづく~~~











































 
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