この日誌は、世界の有名人(NPC)の戦闘能力について、
筆者の独断と偏見で纏めてみた物の、最終話になります。
キャラ、シナリオのネタバレ注意であります。
☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆
【 勇の民・人間 】
RANK 【 B 】
・ 闘士セインズ
ラッカランを拠点に活動していたバトルマスター。
バトルマスターNO1を決める大会、
【バトリンピック】の予選を一位通過する等、
なかなかの実力者ではあると思われるが、
そもそもそのバトリンピック自体、
何者かに仕組まれた大会であったため、
彼が本当に
『コロシアム最強の闘士か?』と問われれば、
疑問符を付けざるを得ない。
その証拠に、大会に乱入した謎の男【仮面バスター】に、
彼は一撃で倒されてしまった、と言う報告もある。
RANK 【 B+ 】
・アリオス王
グランゼドーラ王国、現国王。
トーマ王子が幼い頃は、自ら兵を率いて遠征などしていたので、
勇者の血族として恥じることのない戦闘能力は
身につけているものと思われる。
・ サルバリータ
メギストリスの酒場の片隅に佇む、自称おばちゃん。
その正体は、かつて一世を風靡していたスーパースターである。
現在は芸の道を退いているが、
何を思ったか、数年前コロシアムに戦士として出場したことがあり、
当時の一般冒険者を大きく越えるその【おしゃれさ】の高さで
多くの参加者を魅了した。
RANK 【 A 】
・ カレヴァン
アラハギーロ王国の魔物格闘場の経営者にして、
自らも【疾風のサザンクロス】の異名を持つ魔物使い。
かつて兄弟子ベルムドと共に、
『伝説の魔物使い』に師事したこともあるらしい。
・ ノガート兵士長
グランぜドーラ王国、兵士長。
元々は名うての冒険者で、
10年前、その腕を王国に買われ、兵士となった。
今では兵士長として、要人警護や、
近衛として謁見の間を守っていたりしている。
これらは総じて、相当の武力、武功、そして信頼がないと
無し得ないであろう仕事ばかりであるあたり、
彼の実力と忠義の厚さが容易に推察できる。
RANK 【 A+ 】
・ ジェイコフ( 仮面バスター )
ラッカランはコロシアムの片隅で飲んだくれるロートルにして、
ダメダメ親父バトルマスター。
・・・というのは、表の顔。
その正体は、世界一の大富豪、ゴーレック氏御用達の剣士。
彼とゴーレック氏は昔なじみの腐れ縁、とのことで、
秘密裏に色々な依頼を請けもっているようだ。
世界一の大富豪の裏で暗躍・・・
相当な能力が無ければできない仕事と推察できる。
・賢者ホーロー
・賢者エイドス
英知の冠に所属する老賢者達。
エイドスは、眼光も言動も鋭いいかにもな賢者風、
ホーローは、一見ただの食いしん坊なおじいちゃん風の人物だが
二人とも総じてその知識、そして術の腕前は確かである。
RANK 【 S 】
・ メドウ
まもの使いハウスで暮らす老婆。
ベルムドやカレヴァンを指導した
【伝説のまもの使い】その人。
歳老いて、身体能力は落ちようと
魔物との強固な絆は衰えることなく、
普通の冒険者には遭うことすら困難な
【 聖獣・ダイキリン 】を見事に操って見せた。
おそらく、従えた魔物はダイキリンだけでは無いと思われる。
RANK 【 A+(SS)】
・ 勇者姫アンルシア
言わずと知れた、今世代の勇者にして、
すごい速度で成長を続けるグランゼドーラ王国王女。
勇者として覚醒する前は、
それほどの実力は無かったと思われる。
↓
勇者として覚醒。
盟友と共に魔王軍・四魔将の一角を撃ち破り、
トーマ王子と互角の戦いを見せるも、
魔元帥ゼルドラドには歯牙にもかけられなかった。
↓
王家の迷宮で体を鍛えつつ【 5つの心 】を磨き、
英知の冠が用意したすべての試練をくぐり抜け
新たに3つの【 破邪の奥義 】を身につけ、
真の勇者として成長を遂げた。
相手の精霊の加護を打ち消す超高速の剣技と、
癒し、蘇生、電撃のバランスのとれた呪文を使う。
戦闘力そのものからすれば、
まだ彼女より上の人物はいるかも知れないが、
破邪の御業にて、
魔王クラスの相手に突破口を作ることができるのは、
世界においてただ一人。
他ならぬ、勇者アンルシアのみなのである。
よって、強力な魔族と相対する場合のみ、
SSランクとさせていただく。
~~~FIN~~~