四話目です。
2000字の短さに四苦八苦です;
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ナドラガ教団総教主・オルストフ。
このじいちゃん、怪しいんじゃね?悪い奴なんじゃね?
と、疑っている人は多いのではないでしょうかw
理由は言動、行動が胡散臭い、など色々あるでしょうが、
筆者がまず気になったのは、例によって【 名前 】です。
なんか響き的に、フツーの竜族の名前っぽくないのですよね。
なんつーか、あれですよこの響きは・・・
ボルシチ・・・ピロシキ・・・ゴルバ○ョフ!!
(;゜ロ)< そう、なんかロシアっぽい!
それに加えて、大聖堂内で聞けるウワサ、
『 教団は、ものすごく価値のある宝石を隠しているらしい 』
を併合して、
ロシアの有名な宝石について調べてみると、
ちょっと面白いものが見つかりました。
その宝石の名は・・・
【 オルロフ 】。
とある博物館に展示されているブラックダイヤだそうですが、
おじいにちょっと似てますよねw
これの逸話を調べて、さらに驚きました。
ちなみに、ホントの話かどうかは分からないそうですw
▽▲▽
【オルロフ】とは、時のロシア皇帝エカテリーナ2世に
仕えたとされる人物で、すばらしく大きく美しい
ダイアモンドを皇帝に献上し、それにたいそう喜んだ皇帝が、
この宝石に彼の名前を冠したというもの。
問題は、
オルロフがどういう経路でこれを手に入れたか、という部分です。
元々はこのオルロフダイヤ、
インドの、とあるヒンドゥー教の寺院の
神像の目にハマっていたもので、
フランスからやってきたというキリスト教徒の男性が、
ヒンドゥー教に改宗し、入信したと見せかけて寺院に忍び込んで
この宝石を盗み、宝石商に流したのだとか。
それが巡り巡って、
オルロフの手元にやってきたのだそうです。
そして、その宝石に元々付いていたと言われる名前がー・・・
【 ブラフマーの涙 】。
▽▲▽
【 ブラフマー 】とは、ヒンドゥー教や、
その前進となったバラモン教の主神の一柱で
世界創造を行った神様です。
ちなみに、ヒンドゥー教は日本の仏教とも関わりが深く、
ヒンドゥーの神様も、その多くが名前を変えて仏教の神と
併合されております。
ブラフマーは日本では【 梵天 】と呼ばれ、
梵とはブラフマンの日本語。
意味は言わば【 宇宙の理そのもの 】。
【 真理 】と言い変えてもいいでしょう。
さて、ブラフマーの世界創造の神話を調べてみると、
DQXのルティアナのそれとよく似ていました。
初めに地・水・火・風・天を作ったけど
それだけでは世界は創造できなくて、
水に種を落とし、そこから【 金の卵 】を作り、
それをキーにして世界を創ったそうです。
この卵、はっきり言って、
ルティアナのアレと立場が同じですよねw
そして、ブラフマーが
『 様々な元素を利用して金の卵を創った 』という逸話は
【 錬金術 】の基本概念に酷似しています。
つまりー・・・金の卵とは、錬金術の奥義。
錬金術の奥義とは、すなわち神の知識と言えるのかもです。
もしルティアナの【 創世の霊核 】も
それと同じ物質であるのならばー・・・
面白いですねw
さて、もしナドラガ教団に隠されている宝石が
ブラフマーの涙ならぬ、
【 ルティアナの涙 】に相当する物ならば、
それはもう、創世の霊核そのものか、
それを手に入れるための鍵となる物のはずです。
そして、それをオルストフの元に
いずこかから持ってきた【スパイ】のような人物も
もしかしたらどこかに潜んでいるのかもしれませんね。
妄想ははかどりますw
~~~つづく~~~