ザラターンの冒険日誌

わし、見つけたり！１５話です。


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【　命を創る　】という言葉で思い出したのが、
冥王ネルゲルを生み出した、
【　神殿レイダメテス　】の存在です。

偽りの太陽は、冥王の【　卵　】。
考えようによっては、
【　でっかい練金釜　】のようにも見えます。

材料は

・悪趣味な棺桶ｘ１
・大きな骨X５
・よるのとばりｘ３
・ドラゴンのつのX２
・汗と涙の結晶X３０００（ラズバーン謹製）
・そして無数の魂。


仕上げに大いなる闇の根元の
愛情たっぷりの呪詛を加えて
じっくりコトコト５００年。


あまねく死を統べる者にして、
闇の一族の末っ子王子
冥王ネルゲル君の誕生です。
乳母はベリアル（どうでもいい）。



等価の材料を使って手間暇もかけていますが、
【　創生の霊核を用いなくても　】
強大な命を創り出せているように見えます。


偽りの太陽をくまなく調べれば、
もしかすると何か手がかりが見つかるかもしれません。



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【　冥王の心臓　】のあちこちで見かけるこのレリーフ。
『　日輪を背負った悪魔　』のように見えます。

非常に見えにくいですが、
冥王の玉座の背後にも、
この悪魔をかたどったような邪神像がありました。
（※ネタバレ写真になるようなので、載せられませんでしたｗ）
丁度、戦禍の邪神の像のようなスケール感でしょうか。


この他の地にも、魔族が関係していそうなところには、
【　禍々しい太陽のように見えるレリーフ　】は結構使われていて
彼らの信仰の対象になっているように感じられます。


日輪を背負った悪魔は、邪神群の一角なのでしょうか。
それともー・・？


そして、冥王の間にはもう１つ、
驚くべき物が隠されておりました。



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皆さん、この紋様に見覚えはないでしょうか。

これは【　奈落の門　】を封印している、
カンヌキのような物ですｗ


ニワカ知識でしかないですが、
この紋様は、我々の世界の、一神教で見られる

【　セフィロート　】もしくは
【　生命の樹　】と呼ばれる図形にけっこう似ています。


この図形がなにを表しているのかを、
簡単に説明するのはすごく難しい、
というか筆者にもよくわからんのですが、


それでもあえて、一言にまとめるならば。



これは【　神へと至る道　】を示した図形。


ここで言う【神】を、
この考察で出てきた言葉に置き換えると


宇宙の理【　梵　】。

仏教の言葉で【　梵我一如　】という言葉があります。

宇宙（全）は我（一）。
一（我）は全（宇宙）。

それを悟ることこそが、
人を輪廻の輪から解き放つ、神との合一。
すなわち【　解脱　】である。



つまりこの図形は

【　真理へと至る経路を示すもの　】

という意味に近いと思います。



(；゜ロ)＜　そ、それをカンヌキに・・・！？






さて、なんでこんなことをここに書いたかと言えば。



あるんです。
冥王の心臓、彼の玉座の後ろ側に。






【　これと同じ物が　】。









改めて。


レダメテスとは、何だ。


【　命を創る　】とは、【　錬金術の奥義　】。

すなわち【　真理　】。


偽りの太陽とはー・・・
創生の霊核を模倣して、人工的に創られた物なのではないか。



冥王ネルゲルは、
【　我を創り出せし闇の根元　】と言いました。
彼は何故、奈落の門にある物と
同一の物を奉ってあるのか。


太陽は真理へと至る道（生命の樹）の【　中心　】にあり
人と神とを繋ぐものとされています。

なぜ冥王の居城が【　心臓　】と呼ばれるのか
なんとなく分かった気がします。



彼を創り出した存在が【　禍つ太陽　】だとするならば。
それはアストルティアの【　太陽　】と密接な関係にある。

真理は光だけでなく、闇の頂点でもある。
そう思えてなりません。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～～～つづく～～～