ザラターンの冒険日誌

前回の日誌にて、
『　プクになって映写機を再生し、ニヨニヨするまでは死ねない　』
的なことを書いたと思います。


しかしー・・・


我が日誌をみて、同じ事を試した方が
もしおられましたらすみません；ｗ



(；ロ)＜　映写機、変装が反映されてませんでした！



無念・・・ゴファッ！



☆　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　　☆ ☆　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　　☆



【　聖騎士のよろい　】。


今から三年前、
丁度最新型であった重鎧である。


(゜ロ)＜　通称バケツですな。


当時、駆け出しのパラディンであったおれは、
毎晩のように強ボスに通ってオーブを売って金策し、
やっとの思いでプラチナ装備を卒業し、
この鎧を手に入れた。

といっても、重さ足以外は
＋１と＋２の妥協品の組み合わせで、
盾、指輪を併せてようやく、
災厄の王の【　魔蝕　】にギリ耐えうる
耐性を得られる程度の品だった。


そんなおれに、
きちんとしたドレスアップにまで
手を回せるほどの資金があるはずもなく。


(゜ロ)＜　マイコーデとかもなかったしね・・・


幸い元々の見た目もそこそこ好みだったので、
とりあえずはバケツだけトレードマークのバンダナに変え、
『　あとは白くすればパラディン風になるべー　』と、
外套衣を、当時安価だったバニラリリィで染め上げただけで
ドレスアップ完了としていた。



この、見た目も練金強度も
妥協に妥協を重ねたような【　聖騎士のよろい　】を着て、
おれはドラゴンガイアやバラモス、
そして真・災厄の王等との強敵たちとの
戦いの数々を駆け抜けたのである。

おまけに金欠で次の新装備
【神兵のよろい】をスルーしたので、
他のパラディンと比べ、
より長くこの鎧のお世話になっていたと
言えるかもしれない。


パラディンの黄金時代とも言われた時期を
共に過ごしたこの鎧に、そこそこの愛着はあったのだが、
いかんせん、見た目が落ち着きすぎていて、
【　冒険感　】に欠けるなあ、と思っていた。


このおれザラターンは、正式な王宮騎士ではなく、
あくまでも『もぐり』でパラディンをやっている
【　騎士くずれの二流冒険者　】である。

このいかにも動きにくそうな服装で
世界中を飛び回って冒険するには
どうにも違和感がある。



というわけで、
【　王軍師のよろい　】　を買ったことを期に
おれはこの鎧に別れを告げた。

そしてその後もこれを活かしたコーデを
見つけることができないまま時は過ぎ、
現在に至っていたというわけだ。



だがー・・・


最近になってようやく、
個人的に『　おっ？　』
と思えるパーツが登場したのである。



それこそー・・・

【　フォーチュンローブ　】の体下装備なのであった。



☆　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　　　☆ ☆　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　　☆



というわけで、満を持して新コーデの完成である。


外套衣の下半身部分の帷子を大胆に大幅カット。
鉄靴をおなじみトレジャーブーツに変えて、
ゆったり気味のボトムと相まって
動きやすさと躍動感をＵＰ。

フォーチュン下の装飾デザインも意外とカジュアルで、
全体的なまとまりに貢献してくれた。

普通の聖騎士装備とくらべて、
良い意味でディフォルメを効かせることに
成功したと思う。


これぞザラ流、
冒険者パラディンのよろいだ。



(；゜ロ)＜　膝に矢は受けやすくなっておりますが；



☆　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　　☆ ☆　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　☆



大きな改良点として、


【　尻尾が隠れなくなった　】


ということも挙げておかねばなるまい。



(゜ロ)＜　重要案件。



最近の装備は、
我々オーガに優しいデザインの物も
少しずつ増えてる気がするｗ



☆　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　　☆ ☆　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　　　　　　　☆



最後に、個人的なこだわりとして
【　ナックルガードのついた細身の剣　】を持てば、
１００％のコーデ完了である。


ただ・・・




(；゜ロ)＜　パラディン、
　　　　　　剣装備できないんですけどねーーーッ！！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～～FIN～～