ザラターンの冒険日誌

４月５日。

常闇の聖戦、
第三の相手である
【海冥主メイヴ】が
ついに現れた。


『　一回戦うまで　
　　情報は一切仕入れねえ　』

『　それまで誰の日誌も見ねえ　』

『　書き置きも気合いで見ねえ　』


前回、ダークキング初戦の時に
うっかり事前に情報を
目に入れてしまい、
ちょこっとだけ残念な気分に
なっていたおれは、
今回こそは事前情報を
仕入れずに戦うことを、
心に決めていた。



(゜ロ)＜　初チャレンジ、
　　　　一生に一回じゃけえ…！


というわけで、
一日、広場のＴＬを無視。

無事メイヴさんと戦った次の日、
あらためて広場の
貯まったTLを確認したら、


(；゜ロ)＜　全てイカ関連…だと…！？



・・・これを受け、おれは
自身もまんまとイカの日誌を
書こうとしていた手と思考を
いったん止め、
ＵＰを一日遅らせて稼いだ時間で
急遽、冒頭の写真を
撮ってきたのであった。


　　　　　
(゜ロ)＜　理由無き反抗。



おれはいったい

何と戦っているのか…



☆　　☆　　☆　　　　　　　 ☆　　　☆　　　☆


さてさてメイヴ。

満を持しての常闇の聖戦の
相手であるが、

よく

『　なんでイカ？　』

なんて言葉を耳にする。


皆の魂の記憶に刻まれた
懐かしき偉大な竜の姿で
彗星のごとく現れた
レグナード。

少なくとも
アストルティア上では
誰も見たことの無いであろう
奇妙なスライム型の
暗黒物質、ダークキング。


その２体に比べ、
その辺の大王イカを
黄色く塗っただけのような
メイヴは、竜闘士達には
やや残念な姿に見えているようだ。



だがー・・・


深海の主や、海の悪魔などと
呼ばれる巨大なイカの魔物は
元来、我々冒険者達の伝承と、
浅はかならぬ因縁を持つ
存在である。

『　クラーケン　』

と言った存在が一番有名だろうか。
　

巨大なイカともタコとも
つかない生物が
大海原を航行する船団を襲い
瞬く間に全滅させた。

島と思って上陸したら、
それは巨大なイカの上だった。


等々…海の悪魔の伝承は
実に、世界中に存在している。

異世界の叙事詩に
謡われることも
決して少なくはない。


古くは、
世界を救う光の戦士達と
海底の神殿で
激闘を繰り広げたイカの怪物。
その怪力で、
戦士達を大いに苦しめたという。


他にも、幽霊船かとおもったら、
大破した廃船を宿、殻代わりにした
くそでっかいイカだった、なんて
ロマンシングな物語もある。


物語の題材としても、
深海の主『イカ』は、
竜の王や悪魔の王、不死者の王
等々と並び立てる程の
歴とした存在感を持つということが
伺い知れると言うものである。

世界を股に掛ける
大冒険活劇には、
欠かせない存在の
１つというものだろう。



　…ただ、
　１つだけ疑問に思うのは…




(；゜ロ)＜　なんで
　　　　　　嵐の領界なんや…！



思うところはあるが、
詮索はしないでおこうかｗ



☆　　　☆　　　☆ ☆　　　☆　　　☆


ゲームとしても
何度か戦ってきましたが、

『　覚える　』
『　見る　』
『　動く　』

色々きっちりやらねば
高レベルに勝つのは
難しい相手のように見えます。


(゜ロ)＜　やはり
　　　　一筋縄ではいかんか。


まあ、慣れるまでは
何回もやってみんとですなｗ



～～FIN～～