前書き・・・
今回の日誌は(今回も、というべきかも;)、決して万人に向けたものではありません。
私個人の、趣味、悪ノリ、リスペクトによって綴られています;
ちょっと見て、意味が分からなかったりする方は、華麗にスルーしてやって下さい。
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おれには、密かに尊敬している【ヒーロー】がいる。
その男は、頭にニワトリを乗せ、ピンクの靴で駆け回り、ヒヨコの顔が描かれた黄色いTシャツを真っ白なタイツにINしながらも、日夜アストルティアの平和を守ったり、守らなかったりしているのだが・・・
今日の冒険では、そのイカした衣装を着なければ目的を果たせない、というクエストに遭遇した。
おれが・・・あの衣装を・・・・着る?
おれにとって、この衣装はとても神聖なものである。
決して、生半可な気持ちで袖を通してはならない・・・
そんな気がしたのだが、冒険者としての立場もあり、おれは渋々《メギストリス》の、レンタル衣装屋に足を運んだ。
ジャカジャカチーン!
店員 「2500Gになりま~す」
あれ?高くね?;
一瞬頭をよぎった考えを必死にかき消す。
2500Gでヒーローの衣装をレンタルできるのだから安いものだ。
そうだともそうだとも;
手渡された衣装を見て、おれはゴクリとつばを飲み込んだ。
ああ、ついにこの時がきてしまった・・・。
タイツを穿き、Tシャツに袖を通す。
そして、頭にニワトリの置物を乗せた帽子を被ったとき・・・
おれの中の何かが弾けた。
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突如、辺りが暗くなり、おれの背に光の翼が現れる。
こ・・・この《力》は・・・まさか!
で、伝説の・・・!!!!
まさかこのぼくが・・・!?
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気が付けば、おれは切り立った崖に立っていた。
ぼくなら・・・きっとぼくならやれる!!!
信じるんだ!!
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アイ・キャァァン・フラーーーーーァァァアイッッッ!!!!!
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【完】
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追記:元ネタのM様、すいません;w
この衣装着たらどうしてもやりたくなってしまいました;;