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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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ザラターンの冒険日誌

2021-12-12 22:19:33.0 2021-12-12 23:19:52.0テーマ:その他

知られざる聖戦⑤(Ver5範囲までのネタバレ注意)

大空洞を抜けた先は、ついに魔界…
氷の魔女ヴァレリアが治める鉄血の国、
バルディスタ王国の領地である
「ザハディガル岩峰」
と呼ばれる地方である。

…大空洞の出口である、
ザハディガル側の大門は、
予想通りというべきか、
力尽くでこじ開けられていた。

門を抜けたすぐ先に作られている
バルディスタの遠征軍駐屯所は…
どうにか無事のようである。
その証拠に…


『 貴様ら…何者だッ! 』


我々は早々に、
門番に呼び止められたのであった。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


『 お前達は、アストルティアからの…
  …そうか!大魔王陛下が
  呼んでくださった援軍だな! 』


…駆けつけた駐屯所の責任者、
シイジャン兵士長は、我々の事を、
実に都合良く解釈してくれた。

「そのようなものだ」と、頭を掻きながら、
先頭にいた壮年の戦士がとっさに答える。
グッジョブ、と、後ろの皆はこっそり
ガッツポーズである。

『 魔物の軍団を、アストルティアに
  通してしまったのはすまなかった。 』

兵長は、申し訳なさそうに語った。

兵達は勇敢に戦ったが、
魔物達は駐屯所や兵達に目もくれず、
いかなる犠牲を払おうとも、
一心不乱に門の突破のみを目指し、
特攻を仕掛けてきて…

結局、駐屯所の兵力では、その勢いを
防ぎきる事が出来なかったのだという。


『 最近、魔物達の様子が
  明らかにおかしいのだ。
  大魔障期到来の影響か…
  奴らを操っている者でも居るのか… 』


…追撃の為の軍を再編しつつ、
魔界の魔物達の動きを探らせている所に、
お前達がやってきたわけだ、と
兵士長は説明してくれた。

丁度その説明が終わった時。
上空から、一匹のソードフライヤーが
何かを叫びながら近づいてくる。

警戒する我々を、
兵士長が手を上げて制した。


『 彼奴が偵察兵だ。丁度良い所に。 』



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


『 どうだった。 』

『 なんかヤバい事になってるぜェ!
  魔界中から集めたのかってくれェの
  規模の魔物どもが、揃いも揃って、
  大移動してやがんだ!
  こんな事、今まで見た事がねェ! 』

ソードフライヤーは興奮した様子で、
そうまくし立てた。
話を聞いていた駐屯所中が、ざわめく。


『 なんだと!何処に向かっているのかは
  分かるか!? 』

『 推測でしかねえが…
  方角からして、
  まず間違いねェだろォッ!
  奴らの向かっている先は… 』


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆



『 ジャリムバハ砂漠!! 』


『 狙いはファラザードか! 』


いったい何故、魔物達は
一心不乱にファラザードを目指すのか。

その疑問に兵士長は、一瞬躊躇った後、
機密だが仕方あるまい、と口を開く。


『 …大魔王陛下が、
  ヴァレリア様をはじめとする
  魔王達や、アストルティアの
  勇者達を伴って向かわれたのが、
  ファラザードの地下に
  あるという遺跡なのだ…! 』


つまり、目的は彼らの追撃?
それとも退路を断つことか…?
何にせよ、魔物達は、何者かの指揮の元、
彼らを狙っている可能性は高そうだ。


『 ここは良いから、お前達援軍は、
  魔物達に先んじて
  ファラザードへと先行し、
  この事を伝えてくれ。
  我々も本国と連携し軍を整え次第、
  ジャリムバハへと向かう! 』


『 了解だ、俺達が来た甲斐も
  あるってもんだ…! 』


…風雲、急を告げる。

勇者達の身に、もし何かあれば…
世界は今度こそ、滅亡するだろう。

冒険者達は、思い思いの
ドルボードへと乗り込み、
ファラザードへと駆けるのであった。


~~つづく~~
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