【納涼・花火大会(前編)】
M氏、A女氏主催の、【花火大会】に行ってきた!!
先日開かれた複数チームでの会合(バックナンバー参照)も、このイベントのためである。
さて、今回の【祭り】
花火大会、と、一口にいっても、皆が花火を持ち寄って、好き放題打ち上げるだけの簡単なイベントではない。
運営側が【花火班】なるものを複数設立し、その花火班が、ローテーションで組織的に打ち上げを行う、という実に本格的な内容だ。
【ヴェリナード領西】は【そよ風の浜】という、凶悪な魔物達が闊歩する中で行われることもあり、ヴェリナードの城下町などに、イベントの案内&先導人を配置するなど、ずいぶんと運営サイドのコダワリが感じられる。
ああ、これから、本当に【お祭り】が行われるんだなぁ・・・
これらのコダワリは、そういう雰囲気を醸し出すのにも一役かっていた。
実際おれは、イベントの数日前からワクワク感が止まらなかったほどだ。
しかし、何の名声もない、小さなチームである【陸亀旅団】が、なぜこんな大きなイベントに招待されることになったのか、は、実のところおれには良くわかってはいない。
やっぱりアレですか?【鳥○ン】のパクリ回(バックナンバー参照・写真消えてたらスマヌ)の日誌が目に留まったからですかw?
主催の一人、Mさんも、何とも奇な縁と言う言葉を使っていたが、まさにその通りだと思う。
ただの冒険日誌が、いまや。冒険そのものを通じて得た数と、同じほどの【縁】を呼び寄せていることに、おれは未だに驚きを隠せない。
だが、今はその事を深く考えても仕方ないので、おれは今回は純粋にこの【祭り】を楽しむことに決めたのだった。
さて・・・
陸亀旅団の今大会でのポジションは、ほぼ観客のようなものだ。
花火大会を楽しみつつ、【組織的に打ち上げられる花火】に対しての、
【それ】に華を添えるためのゲリラ的な打ち上げを担当する。
格好よく言えば、遊撃的な立ち位置だが、まあ簡潔に言うと
「好きにして良し」
と言われてるようなものだった。
この日のゲリラ花火の為に、我々は少しずつ、花火が報酬の【依頼書】を持ち寄り、団内で70発程度の【打ち上げ花火】を集めてきた。
これだけあれば、まあ何とか格好もつくだろう。
【浴衣】も無事、全員手に入れたようだ。
そして、万全を期して迎えた当日。
参加メンバーを揃えて、ヴェリナードへ。
案内役の方と軽い挨拶を交わし、自分たちは、案内を受けず、チームで固まって現地に行く旨を伝える。
改めて仲間たちを見回し、おれは号令をかけた。
良し、行くぞ、!!!
目指すは【ヴェリ領西、そよ風の浜!!】
・・・おれが乗り込んだ船が、ヴェリ領【北】行きだったのに気がつくのに、そう時間はかからなかった・・・。
団員たちに白い目で見られつつ、そそくさと引き返す;
気を取り直して・・・
今度こそ行くぞ!【そよ風の浜】!!
そして・・・道中、【ダークパンサー】に喰われて、団員のYさんが絶命しました。
南無三!!!!
さあ、【花火大会】が始まる!存分に楽しんでこよう!!
~~~つづく~~~