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元騎士

ザラターン

[ザラターン]

キャラID
: ER367-139
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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ザラターンの冒険日誌

2022-09-11 02:11:43.0 2022-09-11 02:43:22.0テーマ:その他

10年、轍(8)

彼女は、嘘が吐けない人。
…だったのかもしれない。


☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆

2020年、突如世界を襲った災い…

【 コロナ禍 】の影響を、
いわゆる『遠距離』だった我々は
大きく被る事となる。


だが、実を言うと
おれは当時、この件を楽観視していた。


確かに、彼女と
なかなか会えなくなるのは残念だが…

でも別に、いつでも話すことはできるし。
何よりおれ達には、DQXがあるじゃないか。
これこそが、他には無い
おれ達だけの強みとなってくれるはず。


(゜口)< おれゲーム好きで
     良かった、と思った瞬間。


去年…2019年が、おれにとっては
『スペシャルボーナスステージすぎた』
と、思っていた所もあって…

ここいらで一旦落ち着き、
会えないことを逆手に取って、
来るべき時の為に、少しでも貯蓄などを
頑張る時期にするのも悪かない。

二人の気持ちさえ確かなら、
別に進展を急ぐ必要も無いのだから。

コロナ禍だって、
きっとそのうち落ち着くはす。


…そう思っていた。
だが…


今考えてみると、
この頃から、二人の
【 価値観の歯車 】は、
徐々に噛み合わなく
なってきていたのかもしれない。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆

2020年春。

『 しばらく会えなくなる 』

…というニュアンスで嘆く彼女に、
おれは何気なーく

『 その分、こっち(dqx)で
    一緒に遊ぶのです。 』

と、声をかけた記憶がある。


(゜口)。0( なぜか敬語 )


しかし…



____返事は、なかった。




☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆


思えば彼女は、
この頃にはもうすでに、
かなりDQXに
飽きてしまっていたのだろう。


ゆっくりと、でも確実に。
彼女がアストルティアに来ることは
減りはじめていた。



☆   ☆   ☆ ☆   ☆   ☆

二人一緒に、
色々なコンテンツを楽しむ。
上手く回ってる時は良かったが…


彼女のイン率が下がってくるにつれて、
ティアでの我が活動は、徐々に
『 ただ何とな~く彼女を待ってる時間 』
が、大きくウェイトを占めるように
なり始めてきたのだった。


(゜口)。0( 向こうの自由は 
      なるだけ尊重してあげたい
      しな… )


(゜口)。0( 万魔とかは、
     土曜までは、行かずに
     待っておこうか… )



(;゜口)。0(  レグ行きたいけど、
      初討伐はやっぱり
      一緒じゃなきゃ喜べん… )



(゜口)。0( となるとレベルあげ…
     でも元気タイムなってたら
     来た時に気を遣わせるかなあ…)


(ー口)。0( ね、眠い…
      けど、あと30分は
      インして来る圏内…
      そこまでは最低限起きとこ。)


(。=。)。0( 『 ふわっと
        人待ってるんで~; 』
      とか言いながら
      たまの誘いを断ってたら、
      チムメンルムメン以外からは案の定
      誘われなくなっちたよ…
      まァ良いか。
      彼女が隣にいればそれで… )


…ハッキリ言って、彼女に、
『 待ってて 』と
言われていた訳ではない。

そもそも、たとえ
そういう諸々の理由で
ないがしろにしていたとしても、
彼女は、それをあまり
気にするような性格でもなかった。


つまり…
おれが一人で勝手に、段々と
がんじがらめになり、
身動きがとれなくなってきていた
だけなのである。


(;゜口)< ワタクシ、
      どMですか…?


…そんなこんなで過ぎてゆく2020年。


しかし、コロナの波の合間を縫って、
少しだけだが、彼女とリアルで
会うことはできていた。


(;゜口)< なんやかんやで
     心臓ばくばくさせながら
     向こうの家に、軽~くだけど
     挨拶行ったし…
     意外と大きな進展、よな。


大丈夫、彼女のインが減っても、
おれ達は笑いあえている。
『仲良し』でいられる。


そして再び押し寄せるコロナの波に飲まれ、
二人はそれぞれの日常に戻ってゆく。


時は過ぎ、運命の2021年。
期待空しく、コロナ禍は続く。


おれと彼女がその年、
最初にリアルで会えたのは、
実に7月のこと。

20年に最後に会ってから、
9ヶ月ぶりくらいの
邂逅となったのである。


(;゜口)< 七夕様じゃあるめえし。


~~つづく~~
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