ドラクエとは関係ない話ですが
「ジラフとアンニカ」をプレイしたので感想でも(ネタバレは含みません)
元々Steamの方で配信されていたインディーズゲームですが
先日swtichやPS4でも配信されました。
グラフィックはPS2中期~後期ぐらいのレベルかな?
ボリューム的にはのんびりやって初見7時間ほどでエンディングにいけました。(ざっくり調べたら真エンディングもあるみたいでしたが)
内容的には
記憶のないネコ耳の女の子アンニカが不思議な少年ジラフと出会いスピカ島を探索するアドベンチャーRPGです。
カッコイイよりもカワイイに全振りした雰囲気重視のゲームで制作側もこの世界観を大事にして作っているのを感じました。
特徴をあげると
①「絵本のような優しい世界」
スピカ島を舞台にコンパクトにまとまった世界観が非常に素晴らしい。
イベントシーンの多くはマンガ調の演出が入ります。
島の探索できる範囲が少しずつ増えていくのであの見えてる建物がなんだろうかと気になる作りになっています。
そして調べられるオブジェが多くて細かくテキストが用意されているのでのんびりと島を探索するのも良し!
調べたらアンニカなりの感想を述べたりするのが妙に可愛いらしい。
②「ひたすらのネコ推し」
ネコ好きにはたまらないほどのネコ要素が満載です。
「猫絵」という収集要素があってネコのイラストを集めることができます。
③「戦わないRPG」
アンニカは普通の女の子なので戦いません。
ダンジョン探索があってオバケがでてきて攻撃をしてきますがこちらができるのは「避ける」ことだけです。
回復ポイントや食べ物を食べることでHPを回復しながら探索します。
ダンジョンの奥でボス戦がありますがこちらはリズムゲームとなっています。
難易度の調整がイージー、ノーマル、ハードの3段階でできますので苦手な人でも安心して遊べます。
ハードで最高ランクを取るのはかなりシビアですのでやりごたえあるかも?
アンニカから「暴力」という要素を徹底的に取り除いているのがこの世界観にマッチしています。
ゲームの残念ポイント
「島のどこに向かえばいいのかの導線がやや分かりづらい」
島自体がそこまで広くは無いのですがMAPがないのでどこにいけばって感じになりがち
「水から陸に上がるのが妙に難しい」
水に入っているとどんどんHPが減っていくのですけどなかなか陸に上がれなくてガボガボしちゃう感じが妙に怖い。
「終盤のダンジョンのアクション要素がストレス溜まりやすい」
初見殺しっぽい箇所や一つの操作ミスではい、やり直し~って感じの箇所が増えていく
すごく難しい操作を要求されるわけではないのですが
終盤はストーリー的にも盛り上がってるところなので話進めたいところで変にテンポを悪くされた感じでこのゲームのコンセプト的にやや引っかかった。
まとめ
ネコ好きで軽く楽しめるゲームをやりたい人には超オススメ
終盤のアクション要素の難易度だけは気になりますが総合的には良作だと思います。