「バトル中に周りにギャラリーが集まり、おうえんもされずただ負けることを願われる」という状況があった、とチムメンやツイッターのフォロワーさんから伺いました。
「そりゃあアプデ初日にいの一番で突貫しようとする手合なら、それくらい人間がちっちぇえのもしょうがないわ」と笑い飛ばしたいところですが…問題はもっと別のところにあると思います。
輝晶獣には「希少要素の取り合い」という側面が少なからずあります。
自分を育成するにせよ、バザー金策にするにせよ、その供給は圧倒的に少なく、かつ今が最もそれに挑みたいプレイヤーが多いのです。需給バランスは最初から崩壊しています。
また、以下の要素があることも見逃せません。
・自分が熱望して果たせなかったコンテンツに、他のプレイヤーが挑んでいる様子が見える
・そのプレイヤーに対してチャットで干渉することができる
・相手が失敗することで自分にチャンスが巡ってくる
そうなれば、誰の心にでも魔が差します。
強い言葉で表現すれば、現状の輝晶獣の仕組みには『人間を悪意へ誘導する仕掛けがある』ということです。
「ドラクエ10プレイヤーの民度なら大丈夫」。
運営側はそう思い込み、人間の善意を信じすぎたのではないかと思います。
それは違うのです。
「人を憎み、人を恨んだとき、人は誰かに悪意を放つ」
これが当たり前なのです。
善意ありき・やさしさありきではなく、「人をいやな気持ちにさせるものから遠ざける」システムを、私はドラクエ10に求めたいですね。
とりあえず、輝晶獣は青箱みたいに「一定時間出現する旅の扉」形式にして、挑戦者は隔離空間にでも放っちゃえばいいんじゃないですかね?
これで大部分解決すると思うんですけど(名推理)