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トキメキプリンセス

みのりこ

[みのりこ]

キャラID
: SL951-724
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 133

ライブカメラ画像

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写真コンテスト

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みのりこの冒険日誌

2017-06-18 16:51:40.0 2017-06-20 12:27:21.0テーマ:その他

お父さん ありがとう♡


私は写真が大好きです☆
見るのも好きですけど、撮ることが大好きです!

これは私が小学生~中学生の頃のお話です。

父は天体観測が好きで、日食とか月食とか天体現象があると望遠鏡とカメラを車に載せてどこかに出かけて行きました。
そして出来上がった写真を私に見せては得意そうに「これ凄いだろ!」「この瞬間、なかなか撮れないんだぞ~!」
フィルムは何を使ってレンズがどうこう、絞りとシャッタースピードは等々、私をつかまえてはとても楽しそうに自慢しました。

聞いていて最初はちんぷんかんぷんでしたけど、私もだんだん「今度はどんな写真かな?」と楽しみになってきました。

父の撮る写真は何か特徴があって、他の人が撮った写真に混ざっていても、「これ」と わかるようにもなってきました。

「お父さん、何でこんなに星の写真ばかり撮ってるの?」

「だって星、綺麗だろー^^ それに、広大な宇宙に浮かぶ星と星が偶然に重なって月が太陽を隠したり、昼間なのに真っ暗になって星が輝き始めたり、こんな神秘的なこと そうはないぞー!^^」

「それとな、お父さんには目標があるんだ。この本の『読者からの応募コーナー』に一度でいいから掲載されたい☆」
そう言いながら1冊の本を持ってくると、私に見せながら楽しそうに説明を始めました。

それ以来、私はよく父と一緒に、望遠鏡とカメラを抱えて、夜空めがけて出かけるようになりました。

              陽が沈み、刻一刻と移り変わるオレンジの色合い ワクワク

夏の夜空を切り裂くペルセウス座流星群、2001年 雨のように星が降った しし座流星群☆彡
色々いろいろ連れて行ってもらって、星のこと、写真の撮り方、寒い夜の過ごし方、沢山のことを教えてもらいました。

ある日、山形県の蔵王に行って赤く染まる夕焼け空に浮かぶ「月・金星・木星・火星大集合!」を撮りました。

                    こんな感じに並んでいました☆ ☆☆
          「よし!みのりがシャッター押してくれたから、みのりの名前で応募しよう^^」

それから2ヶ月後、そのことをすっかり忘れていた私に 父が天文誌を渡します。

「今月はどんな写真が載ってるのかな~」
最初のページからペラペラとめくり、後半の読者からの応募コーナーへ

そこには今月号に見事選ばれた作品の数々が掲載されていました。

そしてふと目に入ってきた1枚の写真…どこかで見たような
赤く染まる夕焼け空に浮かぶ月と星たち

編集者さんのコメント:他にもこの光景を撮った写真がありましたが、空の発色が一番良かったので、これを選びました。
投稿者:○○みのり 「お父さんと一緒に撮りました。色々準備したのはお父さんですけど、シャッターは私が押しました!」

「やったぞ、みのり! お父さんの夢を叶えてくれてありがとう^^」

溢れる涙で、ゆがんでみえるお父さんの笑顔
あの時の感動、忘れられません。

*・゜。✿。:゚.。✧*.+。✽:゚.。.:*・

あれから月日が流れ、私もお母さんになって、昔みたいに自由に出かけて星をみたり、写真を撮ったりはできません。けど!

ほら、お父さん見て!
私の撮った写真、選ばれたんだよ!

                   最近はぜ~んぜんダメだけど~~\(^o^)/

一生懸命撮ったその1枚を見つけたとき、嬉しくて嬉しくて!涙が止まらなかったよ!!

家事や育児は大変だけど、夜ふらっと星をみに出かけたりもできないけれど
アストルティアっていう宇宙にも似た異次元空間で、私は写真楽しんでいるよ!

選ばれた写真の中に私の1枚を見つけたときの感動…あの時と一緒だよ!!

こんなに楽しい思いができるのも、お父さんがいっぱい教えてくれたから

昔も今も、これからもずっとずっと大好きなお父さんへ

                               記憶は薄れど
                           これ以上 色褪せることのない
                               父との思い出
心から ありがとう♡


サポートいちさん
     勝手に撮って日誌にしちゃって
            ごめんなさ~い(*^^*)♡

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