マメ的にもみなさまにも大人気の協力バトルロード通称ベルムドブートキャンプ(ちがいます)。例年おどるほうせきのスライムペスで参戦してたけど、ふだんから大活躍しているペスにもたまにはおやすみが必要だし、せっかくのなかまモンスターたちに代え難い役割をひとりでも多く与えたい。去年はバラシュナ退治用にAペチ会心キラパンのいぬころを採用したから、今年もバトロ用のモンスターを投入するべきだと思う。
カンダタむし(コスモスライム)
回復タンク役をポケモーモンに奪われてひさしいホイミスライムのメガンテを改名させる。アクセサリとスキルをぜんぶ攻撃力に振ったばくれつけんスライムでも、ふだん連れていくには火力が足りないから王家迷宮の速攻攻撃役くらいにしかならないのだけれど、バトルロードにはアラハギーロの叡智の結晶バッジがある。
こうげき力を底上げしつつ、ザンクローネやスライムナイトで攻撃時HP回復、ギガンテスとプリズニャンで会心率UP、災厄の王で被ダメ時HP回復、クァバルナでばくれつけんの強化ができればよさそうだ。かいふく魔力がぜんぜんないのがちょっぴりたまに傷だけど、天使をしたら暴力をふるいつづけるアタッカーが完成する。悩ましいのは最強MP回復役「08号・光」を入れるべきかどうかだ。
08号ぅー!
そんなわけでフレさんたちと何度か通っているけれど、オートマッチングしやすくてアタッカーとして活躍できて、天使の守りが使える蘇生役にもなれて悪くない。ばくれつけんが一撃400ダメージで、会心すると800から1000のダメージ出すから期待値2000くらいたたきこむ。はやぶさ会心バトマスくらいの火力と思えば十分アタッカー枠だ。
さっそく参戦、スモールグールを率いた原作準拠のエビプリをぼこにする。禿頭鬼ジェルザークがボルケーノする前にぼこにする。一撃でカンダタむしよりもダメージを出すなかまモンスターはいくらでもいるけれど、ばくれつけんの連打はスキが少なくてひたすら連発できる魅力がある。なぐってもなぐられてもHPが回復する。ときおり要望掲示板で拝見する、バトロ以外でもバッジを装備したいですという声に無理かなあと思えるくらい強い。
さて防衛だ。
マメ的人気コンテンツにマメ的人気コンテンツをかけあわせた、協力バトルロード防衛軍。なのだけど、人間に比べてモンスターは強いけど、人間の集団に比べたらモンスターの集団は強くない。タフだけど火力はそこそこで、尖らせた強さがあるけど汎用的な動きがしづらいのがモンスターだから、壁になれても連携した人間たちほど戦力にはならない。ゴリウス兵士長のさくせん「モンスターは盾になれ」は使いかたとしては正しいのだ。
とはいえ全職業Lv90のときに防衛軍に参戦していたマメ的には、火力がない職業での立ち回りは慣れている。カンダタむしの火力だったらおつりがくる。相手は獅子門造魔兵団で、鐘と雑魚を相手に効率よく火力を配分できればそうそう負ける相手じゃない。
防衛軍の基本に忠実に、鐘を落とす、雑魚を落とす、ついでに中ボスやボスを殴って止められたらありがたい。アイテムを積極的に活用して、あとは魔鐘召喚を止めれば難易度を大幅に下げられる。ポイントは移動速度を確保することで、どこへ行くにもなるべく攻撃移動をしてキャンセルすれば距離と時間を稼ぎやすい。なかまが全体的に頑丈だから、堅守よりも猛攻と神速の書がモノをいう。
造魔兵団に限定すれば、ブラゴが橋を渡って南岸に来るまで放置してもこの流れで勝てる。カンダタむしは鐘の出現場所を優先してなぐりこわすことに専念しつつ、召喚を止める金縛り札を二枚と、大闇黒魔鐘を落とす大砲の弾を二発確保する。みんながあちこちの雑魚を掃除しつつ、ブラゴを足止めする数人も多少なぐられてもころされない。なかなかボスを倒せないだけで、危なげないから不安もない。
防衛結界までたどり着いたブラゴにそこそこ削られるけれど、残り30秒を切ったあたりで雑魚も鐘も一掃してそのまま撃破討伐に成功する。これと同じ方法で、オートマッチングLv90でも同じように防衛できる戦いだ。やっぱりアストルティア防衛軍はこれが楽しいよなあと、人間よりもモンスターだからこそ体感できるのはおもしろいしありがたい。
まだまだ魔界を旅しているマメミムとしては、ルベランギスも初見だったしパニガルムとかアウルモッドもこれから体験するわけだけどーーー
残念なのはせっかくカンダタむしと名乗っておいて、異星防衛で「雑魚とUFO倒します!」と白チャしたかったのに防衛軍全兵団はランダムマッチングだという話を聞いてマメミムの野望は潰えてしまったことである。