世の中にはネクロデアのキラマラルートをある種の回遊魚のように巡回するいきものがいると聞くが、マメミムはといえば青頭巾の剣士から「幻界諸侯のメダルはないのか」とデュランについてとくとくと語られる日常を送るくらいには魔法の迷宮を巡回する。
ミネアに会うたびにカードをかばんにぶちこまれる。
カードだけで2頁埋まるとさすがになんもひろえなくなっちまう。ひとりでこれを消化する気になれないから、フレさんを見かけてはマメミムのかばんの平和のためにどうですかとお声がけをする。
魔犬れをるぱるどん以降、この調子でアクセ完成させてるくらいマメミムはミネアに会っている。もらいものだから、持ち寄りとか気にせずかわいくてつよいなかまモンスターを連れていく。これで魔法の迷宮マメ式攻略ができていく。
いぬころ。
おどるようにツメでざくざく切りかかると、敵がどんどん弱っていく名前に恥じないキラーぶりが頼もしい。範囲攻撃ナシの高機動攻撃は、敵を眠らせながら戦う占い師との相性もよくて最近では帝国さん将軍とかアンドレヲル用のアタッカーにたびたび連れていた。
ところでキラパン特技にはもうひとつ「零の洗礼」がある。ゾーマスペシャル「いてつくはどう」と同じ効果がある強力きわまる特技だけれど、酒場サポやなかまモンスターはこれを一部のバフに対してしか使ってくれない欠点がある。マホカンタやバイキルトは消してくれるけど、魔力かくせいやピオラは消してくれないのだ。グレイツェル戦ダークペルシャへのバイキルトは消してまわるくせに、老エビプリーストの魔力かくせいは消そうともしない。
動物め!
だけどなかまモンスターに合わせるのがなかまにんげんのスタイルだ。アンドレヲルに対するミネアの情熱がさめてしまったから、引き続きいぬころに活躍してもらうにはふさわしい相手が必要になる。老エビだったら装備させたルカニ腕の相性もよいし、闇耐性ポケモーモンで守りを固めるよりももっと積極的に戦える。
解決策はかんたんで、さくせんいろいろやってねに変更したらツメでざくざく襲いかかりながら洗礼もしてくれた。ためしてみようとセレネさんをお誘いして、闇耐性戦士でいぬころをかばいながら天地旅芸を連れていったらわずか3分で老エビをもと老エビだったボロ布にしてしまう。これで引き続き情熱のミネアカードでいぬころが活躍できそうだ。
ところで結界の守護者たちズ(複数形)。
カードはそれなりに手に入れたけど、まだほとんど練習札でしか相手をしていない。いくつかの職業を試していろいろいけそうだけど、マメ構成で楽に勝つならどうだろうかと検討中。いまのところテリドルがおすすめだけど、相手に老エビがいるなら先述の洗礼いぬころが役に立つのではないかと考えた。シルルさんにお願いしておためししようと迷宮へ。
結論からいうと洗礼なしの通常キラパンなら、寝ているギガデーモンを起こさずざくざく削る役目に悪くない。では洗礼いろいろキラパンはどうかといえば、こいつはどうやら相手のバフを見ないでてきとうに洗礼していたらしく、すやすや寝ているギガデーモンに向けてばはー、ばはーと壊れた蛮頭大虎のように洗礼を繰り返す。
動物め!
職業の組み合わせ次第で勝てる相手だから、アタッカーが足りないならキラパンも十分選択肢に入るけど、キラパンならではの強さを活かすというにはもうひと押し欲しい。いまのところバフ&回復&リムーバーがあるテリドルが安定で、もしかしたらバフ&回復&幻惑できるスライムが選択肢に入るかもしれぬ。
報酬アクセサリのピアスがかなりの強性能だけど、いまのところ現物のひとつもなく練習札ばかりで遊んでいるのは、強い性能のアクセサリを手に入れるよりもまずやるべきことがあるからで
それはカードの消費やアクセサリを口実に、なかまモンスターのかっこいい姿を披露できたら楽しいよねという目的がけっこう大きいからだ(わりと本音です)。