たびたび主張している通り、マメミムのメイン職業は魔法使いと占い師とパラディンだ。このうち魔法使いはアストルティア防衛軍専用にしていたこともあって最近使う機会が少ないけど(最近は盗賊メイン)、
経験カンスト:僧侶魔使パラ
特訓カンスト:僧侶まも占い
こんな感じで、酒場カンストしている僧侶と素材あつめ用まもの使いを除けばそれぞれの名前が上がってくる。僧侶に続いて経験値も特訓もカンストしそうなのがパラディンで、ここしばらくフェスタインフェルノでレグナード、犬骨レギロ、紅殻魔スコルパイドことサゾリオン、かみなりごりらを連戦して上限が見えてきた。スティック装備でごりら拮抗できればおもさは十分だ。敵に胸を、味方に背を向ける姿はどこぞの獣王さんを彷彿させる。
ドラクエXの戦闘の基本は射程距離が存在することだ。
壁とかタゲは応用編。極端なことをいえばとても広いフィールドで、とても足の遅い敵を相手に遠くから弓とか大砲で攻撃すれば壁もタゲも必要ない。アストルティア防衛軍で、UFOのグールプロジェクトから逃げながらエンド攻撃に合わせてマヒャデドスを打ち込むこともできる。
ふつうは広さに限りのあるフィールドで、たいして移動速度が変わらない相手と戦うから、敵を射程距離に到達させない壁役がいれば攻撃を遅らせることができる。いつまでもターゲットにたどり着けない敵は、しばらくしたらその場で癇癪をばくはつさせる。これを耐えてなかまが一方的に殴りつづけるようにするのがパラディン得意の戦法だ。
パラディンはかっこいい。そのパラディンをやるひとが決して多くないのは練習できる方法が限られてるにも関わらず、パラディンが倒れると阿鼻叫喚になるような敵にこそ必要とされるからだろう。おすすめはフェスタインフェルノの8人戦にパラディン2人で参戦することだけど、開催期間が限られるからもっと練習できる相手がほしい。
超つよい狂鬼ジーガンフ。
そこで彼の出番になる。偽世界のグランゼドーラを訪れて、芸術家ルネデリコのヒゲをひっぱりながら挑むことができるジーガンフがいまのところパラディン練習に最適ではないか。サポ魔法使い3人を連れてもいいし、フレさんがいれば呪文系なかまモンスター2匹を連れてメラかドルマだけさせてもいい。
・不動のかまえをしたらジーガンフに接近する
・ジーガンフが歩き出したら立ちはだかる
・20歩くらいでその場攻撃するからだいぼうぎょ
・また歩き出すまでだいぼうぎょを解かない
パラディンに必要なのはおもさとみのまもりと被ダメ減の三つ、あとはだいぼうぎょを「しんじるこころ」でつまり四つが必要だ。パラディンがすべきはジーガンフをなかまにたどり着かせないことで、後ろはパラディンを信じて右に左に逃げないこと。すり抜けは壁のせいではなく、ターゲットが壁を信じないで逃げたときに起こる。ジーガンフはウイングダイブもかめはめ波もしてこない。
敵の前にたちはだかって逃げない戦士、後ろから回復支援で支える僧侶、壁に守られながら攻撃する魔法使いの姿がドラクエXの戦闘で、このなかで壁役の性能に特化したのがパラディンだ。だいぼうぎょはみのまもりに依存するから、ヤリを手にしたパラディンでも事情は変わらない。敵に背を向けるパラディンや敵を背中から攻撃するパラディンは存在しない。
ごりらの背にまわりこんでひとりでしぬパラディンは存在するけどね!
ジーガンフが抑えられるようになればレグナードも犬骨レギロもかみなりごりらも基本は同じ。サゾリオン用におうだちパラディンは変則例だけど、これはこれで魔犬れをるぱるどんも抑えられるから面白いといえば面白い。タイムアタックをするのでなければ、僧侶にサポートしてもらえば気楽にできる。パラディンやったことありませんというひとの入門におすすめできるのがジーガンフさんだ。
ところでマメパラディンがこれまで対峙した中で、狂鬼よりも常闇よりも聖守護者よりも恐ろしかったのは双剣の従者ファラスで揺るがない。
そういえばもうすぐアストルティアナイトの季節ですね。