マメミムがひとを評価する基準は一貫して「その外見が醜かったとしても言動に美を感じるか」で変わらない。もちろんタレ目で不敵な笑みが似合うハンサムだとか、cv井上和彦の甘い声といった内面とは関係のない要素だってそれはそれとして高く評価しているが、マメミムが誰かにかっこいいとかすてきというときはあなたの言動や立ち居振る舞いが美しいのですと言ってるくらいのつもりでいる。
そんなマメミムがもともと推しているのは村王クリフゲーンとナブレット団長が双璧で、将来性込みで黒髪の美少年フィーロに期待しているのも知ってるひとには知られているかもしれぬ。王者でありながら強さだけを讃える価値観に異を唱えたクリフゲーン。夢を捨てても妹の願いと子供たちの笑顔を選んだナブレット。おとなたちがいなくなった世界で責任を背負う友人を支えるフィーロ。犠牲が美しいのではなくて、信じるものに我が身すらも平然と差し出すこころの強さが美しい。
この季節。
実のところ、アストルティアクイーンやナイトの結果にはそんなに興味がない。本戦に誰が選ばれて誰の像をもらうことができるか、誰の声を聞くことができるかという興味がほとんどで、今回だったらギルガランの像だってかっこいいしタウンに太猫とならべるととても映えて好もしい。
クイーンだったら予選でも本戦でもアンルシアやヒストリカみたいにともだちがいれば応援する。ナイトだったら壇上にいる8人のなかでかっこいいひとに投票する。ここに村王クリフゲーンやナブレット団長がいればなあとは思っても、彼らが予選を勝ち上がらないことがおかしいとは思ってない。マメミムがすてきだなあと思うひとが一位になるかどうかはどうでもいい。
とはいえナイト本戦に選ばれた面々は、マメミムが偉そうなことを言おうが関係なくそうそうたるメンツが並んでる。取り戻せぬ過去を忘れずに生きるヒューザ、月の王女に生涯を捧げたラウル、身命を賭しても主の過ちを止めたファラス、友人の夢に殉じたナジーン、兄弟の理想を実現したギルガランまで、このひとたちは魅力的だよなあと思わされるひとたちがほとんどだ。
そんなことを言いながら投票はファラスに全ぶっぱをしてるのだが!
魅力的だよなあと思わされるひとたちのなかで、どうしてファラスに票を入れるのかといえば、無鉄砲で汗をかくことを厭わない気質も他人に偏見がない態度も戦いとなれば華麗に舞う実力も、そして自ら信じるものに尽くす姿もふくめて彼のようにありたいと思わせる存在だからだろう。主に我が子を斬ったという咎を負わせないためなら、我が身すらも平然と差し出せる忠義の人物だ。
あこがれというほどではなくても、ファラスには敬意を見せるべきだと思う。短いあいだでも並んでクエストをすすめた彼が、おせっかいなおひとよしだということをマメミムは知っている。目の前に困っているひとがいれば話しかけずにはいられない。頼まれれば「はい」としか答えない。めんどうなおつかいごとを厭わない。世の中にはそんな要領の悪いやつがいる。あとはタレ目で不敵な笑みが似合うハンサムとか、cv井上和彦の甘い声といった要素はもちろん高く評価するべきだ。
かつて天獄フィーバーに登場した双剣の従者。
はやぶさ斬り:約400x2ダメージ
超はやぶさ斬り:約350x4ダメージ
ミラクルブースト:攻撃時HP回復&行動時テンションアップ
Wギガスラッシュ:1999x2ダメージ
そこらのエンドボスを超える火力で襲いかかってくる。だけど邪神の宮殿で戦う戦禍の眷属とは人々の記憶から生み出された戦いの幻影だから、双剣の従者の幻影がこれほどまでに強くてもなんの違和感も不思議もない。
彼が強くてかっこいいのは当然なのだとうなずくしかない。それが双剣の従者ファラスなのだと思っている。もちろんタレ目で不敵な笑みが似合うハンサムとか、cv井上和彦の甘い声といった要素は高く評価するべきだ。