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ソロで旧災厄撃破に向けて、MP管理の問題をどう解決するか。
最初に思いついたアイデアは……
◆火力は二刀バトマスにお願いする。
これならMP切れはありえません。
しかし火力が足りるかどうか……。僧侶のMPをどう管理するかも問題です。
そこで第2のアイデア。
◆火力を武闘家に任せ、一喝に期待する。
一喝が出ればその隙にMP回復、建て直し等々、何でもやり放題。安心の必殺……必生技です。
ただ、一喝が出るかどうかは完全に運任せ。加えてバイキルト無しではやっぱり火力が足りるかどうか不安。
そこで飛来する3つ目のアイデア。それは
◆火力はハンマー持ちのバトルマスター。スタンショットに期待。
スタンショットは拘束時間こそ短いものの、120秒ごとに確実に発動できる強みがあります。
僅かな拘束時間でも、聖水を使う程度の隙にはなるし、もちろん建て直しの役にも立つでしょう。
両手に比べれば劣るとはいえ、捨身からの天下無双で火力は足りるはず。
最終的にこの案3を選択。
できるだけ耐性とHPを兼ね備えたサポ仲間を選びますが、さすがに耐性完備とはいきません。そこはキャンセルで補いましょう。
一発で撃破できなくても、挑戦を積み重ねていくことで、何が通じるか、何が通じないかを調べることができます。
まずはハンマーバトが作戦:ガンガンでもスタンショットを使うかどうか。短いスタンの間にどの程度の行動ができるか。それだけでも確認できればOK!
と、気楽に構えて挑戦開始。
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開幕30秒、スタンショットが炸裂。どうやら作戦は弄る必要が無さそうです。そのまま普通に戦闘。無双のダメージも十分です。
しばらくすると僧侶二人が死亡しましたが、軽くテストする程度のつもりだったのでそのまま放置。
まあいけるところまでやってみよう、と、のんきに考えていたのですが……
なんと、このタイミングでバトマスが次のスタンショットを発動!
これは、と思い、世界樹の葉で僧侶を蘇生し、再びキャンセル待機へ。あれよあれよという間に立て直しに成功しました。
スタンショットの底力は、思っていた以上なのでは……?
このあたりから戦いが熱を帯び始め、MP補給に賢者の聖水を投入した時点で、単なるテストから勝つための戦いにシフトしていきました。
何度かの挑戦で私自身もいくつか学習しました。
特に、キャンセル待機にこだわりすぎないこと。
来るか、来るかと待機ばかりを続けていてはMP補給のチャンスを逃すばかり。敵の通常攻撃後にはきっちり聖水or刃砕きを。ドルマドンは回復チャンス。
パーティが万全で刃砕きが二つ入っていれば、魔旋斬もスルー可能です。思ったよりありますね、回復機会。
そして間に合わない体当たりはしないこと。
ついついやりたくなるのですが、間に合えーーッ!とばかりに突っ込んでも、間に合わないものは間に合いません。
その1手を聖水に回す方が有意義というものです。
こうして順調に戦いは進み、敵の色が黄色に、やがて赤に!
しかし相手は災厄の王。魔蝕が直撃すればサポ仲間が混乱し、武器を振り下ろせばキャンセラーが動けなくなり……いくつものピンチが立て続けにPTを襲う。
キャンセルをミスったインドラが私を含む3人に直撃! これは終わったか、とおもった瞬間、先読み発動で聖者の詩が。サポ僧侶さん、もしやあなたが神か。
奇跡的な幸運にも助けられ、スタンショットによる建て直しも有効に働き、世界樹の雫も投入する総力戦。
ついに無双の連撃が帝王の骨肉を砕き壊す!
テストのつもりが、まさかの大勝利となりました。
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感無量。なんとかなるものですね。
とはいえ、キャンセラーとしての戦術は、PTプレイで他の方の手本を見て、PTプレイで実践して身に着けたもの。
今装備しているアクセサリも、PTプレイで手に入れたもの。
無茶な挑戦を応援してくれて、モチベーションを上げてくれたのはチームの仲間たち。
本当の意味で「ソロで」撃破した、などと偉そうなことは口が裂けても言えませんが、嬉しさに変わりはありません。
仲間たちに感謝!
これで一応、旧災厄ソロ撃破は可能ということが証明されました。
残るは道中です。
今回はショートカットを使いましたが、本来、時間内に玉座の間まで辿り着けなければ、そもそも挑戦自体が不可能。僧侶二人のこのPTでは、いささか火力不足です。
しかし……
サポート仲間3人と別に仲間モンスターを連れ歩ける今の時代。
待機メンバーと参加メンバーを入れ替えることで、道中は僧侶1、ボス戦は僧侶2という変則構成が可能となっていますので、なんとかなるはず。
いずれ暇ができたら試してみることにしましょう。
真災厄も、この調子で撃破を目指したいところです。
いつになるかは、わかりませんが……