ミラージュの冒険日誌

【夜の彼方から、誰かが手を差し伸べる……】


という写真でアストルティアプリンスコンテストに応募してみたのですが……


スライドショー、載らず！ 「何がまずかったのかな……」
「っていうかニャんでアレでイケると思ったニャ……」


と、いうわけで反省会です！


　 「まず暗いニャ！」
「影のある美しさを狙ってみたんだが」
「イヤ影しか無いニャ！」


ウェディといえば青白い肌。それを活かすためにあえて暗い場所を選び、闇の中から浮かび上がる白い顔……というホラー的な演出を狙ってみたのが今回の写真ですが……


「イケメンコンテストでホラー写真撮ってどうするニャ……」
「むう、それは盲点だった……」

反省点１：コンセプトがおかしい


「しかも！ 暗すぎて着てる服の色とか全然わからんニャ！ ドレスアップも評価対象ってここに書いてるニャ！」
「それも盲点だった……」

反省点２：ドレスアップをアピールできていない

　 「珍しく化粧までして頑張ってみたんだがな……」
「ニャんで男が口紅？」
「ホラー的演出でだな……」
「だ・か・ら！ これはイケメンコンテストにゃ！」
「アーマノ・ヨシタカーハ先生の描く美男子とか、大体顔が白くて口紅っぽいのをつけてるだろう。ああいうのを狙ったんだ」
「どっちにしても暗くて見えんニャ」
「いや！ 暗いからこそ口紅で強調して、モノクロ的な美術をだな……」
「そんニャ細かいトコ、どうでもいいニャ……」

反省点３：アピールポイントはわかりやすく！


　 「……こっちの方が雰囲気あったかな……」
「もうほとんど何も見えんニャ……。っていうか応募規定！ 腰から上が映ってること、って書いてるニャ！」
「イヤ映ってるぞギリギリ」
「映ってるっていうか映ってニャいっていうか……もうどこが腰かもわからんレベルにゃ……」
「むう、それも盲点だった……」


反省点４：投稿規定は読む！


「だいたい、これただの占い師の立ちポーズニャ？ 仕草とか特技とか使って、ハウジングまで駆使した写真が並ぶ中、ただフィールド上に立ってるだけってどういうことニャ！ やる気が感じられんのニャ！」


反省点５：工夫と功夫が足りない


「というわけで、まあ落ちるべくして落ちたってトコだニャ」
「むう、まだまだ勉強が足りんか……。ヒューザの奴は２年連続でナイトになったというのに……」
「比べるのもおこがましいニャ……」

この反省を踏まえ、来年こそは！



「……まだ諦めニャーのニャ？」
「ムロン」