『硝子のエトワール』5分38秒
この曲はウマ娘のゲームをやっている時にジュークボックスから流れてきたのでフルでも聴いてみたら超良かった!
今回プクリポウマ娘集会を開催しようと思ったのは、この美しい曲を桜の季節に演じたかったからです。
元気系ソングが主流のウマ娘でこの曲をパフォする人は私しかいまい!という使命感で真剣に作りました。
まず私がパフォをやる際は曲の背景を徹底的に調べ上げます。
ゲームでメジロアルダンを持ってない私はYoutubeで育成シナリオとストーリーを全編確認。
シンデレラグレイの登場シーンもチェック。
グリーンチャンネルで以前録画していた現実のメジロアルダンのレースを観て曲の解釈に活かしました。
(ダービーと秋の天皇賞本当に惜しかった…)
0:00 後ろを向いて「怒り心頭」
舞台の世界では客に背中を向けるのはよくないとされますが、私も基本的に背中を向ける時間が長いパフォは好みでありません。
それでも今回私が背中を向けたのは、怒り心頭を出した時の「目」を隠すためです。
あの目はアルダンには全く合っていないものの
「命を燃やして輝くのよ!」
という熱い想いは表現したい。
パフォの表現力とはこのバランス感覚があるかないかに尽きます。
台詞を挟んでゆったりとした出だし。
私はバラードの場合、歌いだしは奇をてらわず聖別の詩歌をそのまま出します。
0:31「硝子のエトワール」
ついてクンのティンクルスターを出します。
定型文に設定してしぐさの一環として使います。
0:42「空を飾るあの光に」
かかげるのしぐさを併用して星を見上げる。
プクリポの小ささが活きます。
1:57「Rise 朝のほとり」
「ほ」のタイミングで演奏フルートを出しピッポップーピッポップーの音が曲と完全にリンク。
2:04「消えゆくエトワール」
ついてクンは消します。
続く歌詞にあるように
「祈りになって胸の奥で瞬くから」です。
2:28「信じます 生まれたのは 願いを」
ねーがーいーをーの所を動画に合わせて決めポーズの派手な動きにしようかと思いましたが、ネオンフラッシュに変更。
キャンセルでブツ切りにする事なく左右に振る回数で(ここは2回)メトロノームのようにリズムを取る。
音パフォーマーの私はこの動きを多用します。
2:54「運命を 追い越したいの」
運命をー幸せのおどりキャンセルで1拍置き
追い越したいのー神速シャンソン
歌詞をイメージしつつ音にも合わせます。
3:03「未来より 歴史より」
ピース、アイドルポーズでMAD動画と完全リンク。しぐさの決め方は次の3通りがあります。
①歌詞の意味に合わせる
②動画の動きに合わせる
③音に合わせる
歴史書を読むのが趣味のアルダン。
本を読むしぐさがまず浮かびましたが、ここでは歌詞を度外視して、動画と音の再現に重点を置きました。
私が見る限り普通の歌パフォーマーは大体①だけで組んでいて、音が活きてない事が多いです。
私は曲のサビなどはここぞとばかりに③の音を重視したしぐさを使います。
3:31「私の場所は この薔薇が咲く庭じゃないわ」
踊り子で武器をAからBに変えて両手にバラスティックを持ちます。
バトル改はコミカル過ぎるので却下。
しぐさでバラを出す事も考えましたが「怒」の感情を少し出したいので武器をかかげる(キメがお)。
首を振るを挟み続くドラけしシャワーはバラを投げ捨てるイメージ。
4:15「空より高く」
ここは最後まで迷いましたが曲の盛り上がりに合わせて「フャイヤー!」を採用。
しかしファイヤーの多用は避けたいです。
曲調によりますが、どうしても暑苦しくなります。
このしぐさが登場した直後は誰もがパフォに取り入れて多用したので個性に乏しくなったと感じました。
怒り心頭も同様に用法を間違えると火傷します。
エルちゃんのGSKのようにファイヤー!の爆風と共にフワフワわたアメで飛ぶ方法も良いですが歌詞と同時に飛びやすいハイタッチで繋ぎました。
4:50「風より(誰より) 光よりも(煌めきへ)」
勇壮な曲調に変わるここが最大の見せ場。
決めポーズ中央前列やティンクルバトンで動画の動きとリンクしつつ音の表現も欠かさない。
私はゴールデンライトを「楽器」と捉えていて最後まで出し切ります。
5:07「憧れの あのゴールへ」
あえてのベタ演出ですが、ハートを描きゴールに見立てて駆け抜けます。
大成功から優しい気持ちと繋ぎマギハートで余韻を残しつつ終了。
一瞬でハートが消えるのがアルダンの生き様を表現するには最適でした。
以上が私のパフォの作り方です。
普段体験版で喋れないので何も考えてないと思われがちですが、理論派パフォーマーなのだとおわかりいただけたと思います。