ここはアストルティアのどこかにある研究所。
ホイミスライムの持つ回復能力を何かに転化して活かせないか
日々研究に明け暮れている。
ある日、突然大きな爆発音がした。
何事かと俺はその場所へ向かうと
なんとホイミスライムを入れた容器が壊れ
中から人間の女性のようなものが出てきた。
「ん…」「ここ…どこ?」
声を出すこともできるようだ。
さらには生まれたばかりなのに動き出している。
この格好で外を歩きまわられると困る。
俺はこの子と奇妙な生活を送ることになった。
あれから数ヶ月。
「ご主人様〜、お茶淹れましょうか?」
「ご主人様〜、お疲れならホイミしますよ♪」
彼女はすっかりここの助手みたいになっていた。
少し天然なところがあるが、割といい子だ。
しかし最近何やら元気がないようだ…
「ご主人様…」
「このホイミスライムはレベルが高く、ホイミだけじゃなく、
ベホイムが使えるようなんです」
「ホイミしか使えない私は…役立たずですよね…」
そんな事で悩んでいたのか。
「確かにお前はたとえレベルを上げても使える魔法はホイミだけのようだ。
しかし、お前の存在は俺にとってはベホマなんだよ」
「え…ご主人様、それって…」
「私、ご主人様のこと、大好きです!!」
どうもこのストーリーは、日誌書きのマッツという奴が
イースターの頃(コメントにあったけど、
4月に卵型ドルボードが配られたあれだよw)
似たような日誌を書いたら続きが無いと言われていた
ことへのアンサーらしい。
中にはイースターの日誌のコメントにあった希望も
取り入れているそうだ。
「ご主人様〜、ご飯にします?お風呂にします?それどもベ・ホ・マ?」
しかし俺にはそんな大人の事情は関係ない。
今、幸せなのだから。