はあ…はあ…スボバで雪だるまになったまま派手にすっ転んで、
道に迷って…吹雪にやられ…
このままでは、凍えてしまう…
…!
家がある!
しかもこんなに人がいたよ!ラッキー!
吹雪が落ち着くまでここで休ませてもらいます♪
ん?ひとりの女子が、顔色を悪くして出てきた…
「今部屋に戻ったら…床にこんな…こんな物が…!」
「こんや、12じ、だれかがしぬ」
思わず読み上げると、みんな一様に息を呑んだ。
「…誰かのいたずらでしょう」
「悪趣味ね…」
確かに悪趣味ないたずらだった。
それが本当にいたずらなんだとしたら…
「たっ!田中さんが!し、死んでる!!!!!」
「キャーーーー!!!!!」
「だ、誰がこんな事を…!」
惨劇の夜は、始まったばかりであった…