ジョンさくのペットの1匹、おてんばなモグラのピケラーはある不満を抱えていた。
ピケラー「もうやだ!こんな、協力モンバトでしか出番の無いような生活は!
氷結らんげきを切ってまで覚えた鉱石探しのパッシブの意味がないじゃん!
あーもう、石を探しに行きたーい!」
ジョンさく「じゃあ、行ってきていいぞ。」
ピケ「へ?」
ジョ「しばらく出番なさそうだし、協力モンバトのご褒美だ。」
ピケ「いいんすか!?」
ジョ「おうとも。是非とも真レンダに行ってくるといいぞ。」
ピケ「本音は?」
ジョ「日誌に使えそうだったり、気に入ったりしたけど忘れてしまった
景色を思い出せるように写真を撮ってこい!」
ピケ「ちくしょうめぇ!」
というわけで、ピケラーは真レンダに到着した。
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ピケ「さて、煙霧の谷ではそこそこ拾えたけど、次はどこに行こうか・・・。」
???「オレに考えがある!」
ピケ「誰だ!?」
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???「オレは通りすがりのトレジャーハンt」
ピケ「何やってんすか、ご主人。」
???「うおーい!!まだ名乗ってないし、オレはお前のご主人じゃないぞ!
だいたいプクリポじゃないし、お前の主人のドレアと違うし、両手剣装備じゃないか!」
ピケ「装備するだけならスキルはいらないっすよね?」
???「げふんげふん!そんなことより名乗らせろ!話が進まねえ!!
オレは通りすがりのトレジャーハンター、サックだ!」
ピケ「結局大してひねってないっすね。」
サック「だからジョンさくじゃねえっつってんだろ!」
そしてピケラーはサックに強引に別の場所に連れていかれた。
ピケ「ここにいい石があるんすか?」
サッ「ああ、間違いない。」
ピケ「でもここ、」
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ピケ「魔幻宮殿っすよね?どう見ても掘れる場所なんか無いっすよね?」
サッ「掘らなくても石があちこちに飾ってあるじゃないか!」
ピケ「そりゃ、ただの泥棒っすよ!!」
サッ「鉱石探しのパッシブだってオート盗むと似てるだろが!!」
ピケラーとサックは魔幻宮殿を後にして、
ピケ「本当にいい石が採れるところ、知ってんすか?」
サッ「心外だなオイ。だったらとっておきの写真を見せてやる。」
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ピケ「おお、こりゃなかなか神秘的な場所っすね。」
サッ「だろう?オレはこんな感じの所を何度もめぐってるベテランなんだぞ?」
ピケ「ちなみに、王家の迷宮の何階っすか、ここ?」
サッ「地下4階だ。」
ピケ「やっぱりご主人じゃないっすk」
サッ「おっと、そろそろ用事があるから失礼するぞ!
そうだ、次は偽レンダに行くといいかもしれないぜ!」
サックは 逃げ出した!
ピケ「なんか釈然としない・・・。
アタシの石探しは景色写真を撮るための大義名分か?」
まあ、そういうシリーズだしね。というわけで次回は偽レンダ編!(?)