暇だったのでストーリーの考察をしていました。ネタバレ注意です。
Ver.4開始前にファラスの主(パドレ)と主人公が親子関係であり、5000年前から転移してきたことを予想し的中させるなど、ストーリーの考察には少しばかり自信があるのですがここである説を打ち立てたいと思います。それは天使長ミトラー=レトリウス説です。
根拠1:性別が一致している
そもそもレトリウスって誰?という話なのですが、レトリウスはエテーネ王国の建国者です。名前からして男性と思われがちですが、時を巡る命題クエストの最新話(明確に完結が示されていないので最終話ではなく最新話と表現しています。怪しいです。)で女性であることが判明します。レトリウスの男性っぽい名前はこちらのミスリードを誘っており怪しさが増しています。
根拠2:容姿が一致している可能性が非常に高い
何故明かされていない容姿の一致を謳えるのかという話ですが、2人の容姿に関しては各所に散りばめられた情報を繋ぎ合わせると浮かび上がってきます。Ver6のムービーにチラッと写っていたりアストルティア秘聞録に載っているミトラーの仮面の下の瞳はメレアーデにそっくりなアイスブルーの瞳です。このタイプの目を持つキャラクターは今のところメレアーデと同一存在であるチャコルのみです。また他のクエストでレトリウスは大きなアイスブルーの瞳であることが示唆されており、レトリウスの朋友キュレクスがメレアーデに対して、最も強くレトリウスの血を感じると述べています。血統を感じる瞬間というのは能力や性格もありますが、やはり1番は容姿ではないでしょうか。以上のことを繋ぎ合わせるとレトリウスとミトラーの容姿は一致している可能性が非常に高いと考えられます。
根拠3:華々しい実績にも関わらず英雄に選出されていない
時を巡るクエストで明かされる通り、レトリウスは英雄に選出されて然るべき実績の持ち主(主人公やラダ=ガートには劣るが明らかにハクオウ、リナーシェに勝っている)ですが英雄に選出されていません。実績があるにも関わらず英雄に選出されなかった例として大義より私情を優先したアルヴァン、ヒメア、ラーディス、功罪のどちらも大きいクオード、辞退したギルガランが挙げられていますが、後述するレトリウスの性格や、クエストで明かされる彼女の勇敢さと懐の広さから鑑みるにこの例に当てはまっているとは考えにくいです。他に魔族、天使は英雄に選出されませんが明らかに魔族ではないのでレトリウスは現代の時点で天使であるとするのが妥当との考えに至りました。
根拠4:性格が似ている
各種クエストで述べられるレトリウスのお茶目な気質や、人を引き付けるカリスマ性はミトラーの時折見せる行動や天使長という立場にも現れており、またレトリウスの血を最も強く感じる(キュレクス談)メレアーデにも受け継がれておりとても似通っています。
根拠5:神剣レクタリスと名前が似ている
これは比較的こじつけに近い根拠ですがミトラーから主人公に託される神剣レクタリスとレトリウスはアナグラムでは無いにせよ偶然と言いにくいくらいには名前が似ています。
根拠6:レトリウスの最期と天使という立場
クエストで明かされる通りレトリウスはエテーネ王国2代目国王オルクスを産んだ2年後、死病により30歳の若さで亡くなります。しかし、波瀾万丈の人生を送った前述した性格の持ち主が死病に冒され満足に動けないまま2歳の息子と出来たばかりの国を残してただで死ぬでしょうか。誰だって出来ることなら見守りたいと思うはずです。その感情と、下界を見守る天使という立場は相似しているものがあるのではないでしょうか。
根拠7:他の天使たちに比べ、明らかに主人公のことを買っている
レトリウスとミトラーが同一人物であれば、ミトラーと主人公は血縁関係ということになります。主人公はユーライザの強い推薦によりギリギリで英雄に選出されていますが、ユーライザは実直な性格で多くの天使に慕われている一方で一部では罪付きと言われています。果たしてユーライザの推薦ひとつで頭の固い天使たちの面前で主人公を英雄という立場にねじ込むことは可能なのでしょうか。流石にユーライザの一存では厳しく、天使長ミトラーが口添えする必要があるでしょう。中立的な立場であろう天使長が主人公を買っている理由として血縁関係があることは十分であると考えます。
以上の根拠よりレトリウスとミトラーは同一人物であるという説を提唱します。(残念ながらアナグラムは思いつきませんでした。)こじつけに近いものや主観を含むものもありますがそこそこ筋の通った説ではないでしょうか。長文失礼しました。