おいっすー。今月に咎人第三弾が実装されて、断罪の指輪が3段階まで強化されますね。属性3パー種族7パーは普通に強いので、強化後を踏まえて採用ラインの検討を考えていきたいと思います。
長くなるので結論から述べると、属性ダメージを含んで採用できる場合は概ねどこでも採用ラインです。懸念点としては、早読やバイキの維持ができるかどうかだけですね。
逆に採用が怪しいケースは種族特攻のみしか適用できないケースで、特に現状の高難易度バトルだとあまり有効ではないかも。
まず前提として、種族や属性ダメージアップに関する大事な認識を挙げておきます。
種族ダメージも属性ダメージも、まずはそのまま最終ダメージが倍率通りにアップすると考えて良いです。
例:メラゾーマ1000ダメージだったところに炎ベルト10パーをつけると約1100ダメージになる(ある程度は乱数でずれる)。
例:天下無双合計2000ダメージだったところに対応種族ベルト10パーをつけると約2200ダメージになる。
ただし、計算式の関係上の問題で、種族ダメージに関しては予想を下回るケースが多々ありえます。属性ダメージに関しては、ほぼ全てのケースでそのまま最終ダメージが数字通り伸びると捉えて良いです。まあ魔戦がバッファーとして他職を突き放してぶっ壊れである理由そのものですね。
では、どのケースが種族ダメージの伸びが悪くなるのか?の話ですが、これは種族特攻枠をどれだけ自前で持っているかに大きく左右されます。
ドラクエ10のダメージ計算式では、敵の守備力とプレイヤーの攻撃力の差で基礎ダメージが決定(呪文やギガスラ等守備力無視の攻撃では、プレイヤーのステータスのみで基礎ダメージが決定)。そこに特技倍率をかけて、種族特攻枠をかけて、属性強化をかけて、テンションをかけて、与えダメージ増減枠(レボルとか災禍)をかけて、敵の属性耐性をかけて、最後に与えダメアップ枠を足し引き(うろことかピアスとか)して最終ダメージが決まります。
この種族特攻枠が厄介で、色んなものが含まれています。ベルトを始め極意宝珠やスキル160~180のスキル強化といった当たり前のものから、ウォークライやガジェットに魔力覚醒など軒並み存在するバフ枠は大体この枠に存在しています。
で、1番大事なのはこれら全てが加算関係にあるってことです。一番わかりやすいのが占い師のタロットで、最初から自前のうらないスキルでタロットダメージが300パー増えています。そのため180スキルでタロットダメージ50パーアップを取っても、実ダメージは1.5倍ではなく1.16倍にしかなりません。
つまり、占い師のように自前で種族特攻枠を高く盛っている職業ほど相対的に断罪の指輪の恩恵が下がり(そもそもタロットに種族ダメージアップ自体が乗らないが)、逆に何も持っていないバトマスみたいな職だと恩恵が高いってことですね。
この前提条件を踏まえて、なおかつ実際の戦闘背景も考慮して断罪の指輪の採用を考えていきます。
まず断罪の指輪の採用が論外なのは、物理踊り子です。タナトスハントの毒ダメージボーナス枠は種族特攻枠なので、完全に占いみたいなものだと捉えていいからです。その上で、自己バイキ手段も風切りの開幕のみ。どう考えても武将一択でしょう。
呪文型であれば話は別で、シャンソンで早読みを維持できて種族ダメージも属性ダメージも刺さるのでむしろ必須級の好相性ですが。
採用がなくはないけど、相性は悪いのが魔物使いです。メゼも蠍も鞭自体にまず種族15パーがついているし、ウォークライのバフが種族アップと同枠加算。相対的に他の職業より伸びが悪いからです。
具体的に言えば、断罪の指輪種族ダメージ7パーは死神のピアス特技ダメ15とあまり差がないです。バイキルショットがあるので、断罪を使うのも全然ありではありますが、バイショ自体が硬直が長くダメージも低く使いづらいスキル。エンドだと使いたくても使えないシーンも多いです。ダメージだけ考慮するなら、ピアス+武将の方が結果的に高い可能性があります。
蠍まもだと弓ポンの有無で殴れる場所が明確に増えるし、脳死殴りできる場所も多々あってピオも活きるので犬仮面は絶対外せないですが。メゼの場合は、ピアス武将の方が火力高いんじゃないかなあと私は思います。
断罪の指輪と相性がいいのは、同枠バフが何もないバトや武ですね。自己バイキ手段もあるから武将じゃなくてもバイキ維持できる点も相性がいいです。パラも相性はいいですが、自己バイキ手段がないのでその辺はネックですね。まあこんなとこかな