今年は既に色々ありました。元旦にいきなり大地震が来て、私は静岡在住なので特に被害はありませんでしたが。石川在住のチムメンのマルちゃんが、被災して連絡も取れない気が気がじゃないスタート。
家の中はボロボロだけど、幸いにも命に別状はなく大きな怪我もないと聞き安堵して。
でも、あれだけ一緒に行こうねって約束して楽しみにしてたりゅうおうは行けずじまいで。今もマルちゃんは被災の影響でパソコンが壊れたり、家の中がめちゃくちゃだったりで休止したままです。
エンドバトルが大好きで、サービス初日からずっとドラクエ10をしまくってたジジさんが去年の夏にヘルニア悪化して初の休止してたのもあり。
これは金策するしかないなと。そう思いました。ドラクエ10を8年間やってきて、一度もまともに金策なんてしたことなくて。いつも料理3が高くて買えないって泣き叫んでたような私です。それでも、やるしかないと思ったのです。
現実的なことを言えば、私がやってることなんて完全な自己満足です。地震に被災して生活が大変な人に向かって、ヘルニアを発症して日常生活から大変な人に向かって、ゲームで金策してるから復帰楽しみにしててね!なんて。優先順位がまず違うでしょう。そうとしか言えません。
これがね、リアルの友人だったら話は変わってきました。実際に足を運んで励ましたり、何か手伝ったりも出来たでしょう。でも、8年間一緒にゲームで遊んできた間柄とは言え、本名含めて何もかも知りません。ゲームの中でしか関係がないのだから、ゲームの中でしか出来ることだってない。
最悪の可能性を挙げたら、これが今生の別れになる可能性だって普通にあり得る話です。
ただ、復帰を待ってるだけなのは違うなって。もしかしたら、もう復帰して来ないかもしれない。それでも、人事を尽くして出来ることは全てやっておきたかった。良いとか悪いとか、無駄とか効率とか、そういう次元の話じゃなかったのです。自分が自分自身に納得出来ない人生なんて、そもそも生きてる価値がないとしか私は思いませんから。
やると決めたその日から、すぐ行動に移してきました。残された時間はごくわずか。今まで金策なんて一度もした事ないのに、どうしたら稼げるだろうか?
1垢で遊んでる時点で、盗みやキラマラに分散は稼ぎが少ないから除外。これは、今まで一度もしたことがない職人にかけるしかないと。実際にやってみてダメだったら、ダメだった後にまた考え直せばいいと。
職人経験は皆無だし、当然職人のレベルも全部1。元手だって50万しかなかった。この状態で年明けを迎えていて、どうすればver7までに職人で金策が出来るスタート地点に辿り着けるか。必死に考えて必死に工夫して、ギリギリ間に合った感じです。
そして、なんとかスタートに立てた職人ですが、当たり前のように初日大惨敗して1000万の大赤字。必死に職人レベル上げながら貯めた軍資金の半分が消し飛ぶ無情としか言えないスタートで、職人を始めたその日に心がもう折れそうでした。
ショックで死にそうだった中で冷静に敗因を見つめ直して。職人自体が全く向いてなくてダメだったのか、それとも別の要因か。そしたら、過度なプレッシャーに晒されて自爆していただけで、職人自体に問題はないと判断。続行する決意をしました。
そこから見事に数日でV字回復して黒字に出来て、ver7に向けての軍資金を貯められ。今は目標だったver7の特需に乗り込み、毎日1000万職人で稼げるようになれました。為せば成るを無事に有言実行。
今さっき、年明けてからの自分自身の日誌を全部読み返して。上記の全てが事細かに記載してあって感慨深かったです。色々あったなあと思うと同時に、本当によくやり抜けたなと。
私は、ネガティブなことが嫌いではありません。人生は山あり谷ありですが、逆境においてこそ人間は本当の意味で変われると思っているからです。強い動機がなければ、何かを大きく変えることなど出来るわけがありません。そして、何でもない平穏無事の中で強い動機などなかなか生まれない。
色々辛いことがあったおかげで、8年間もドラクエ10をしていたのに全く縁がなかった職人活動や金策自体を、今は楽しめるようになりました。
お金が好きに稼げるから、チムメンにお手製の装備をプレゼントしたり、ハウジングをしたりも出来るようになって。更なる楽しみが私を待っています。
過ぎたことを気にしても今更どうにもならないから、今の自分に出来ることへ全ての焦点を置く。言葉にするのは簡単ですが、実践するのは本当に難しい。
今はただ、感傷に浸らせてください。