前回の続きです。最後は死霊の解説です。
デスマスターの死霊は、ゴースト がいこつ よろいの騎士と3種類います。
簡単に言えば、魔法で攻撃 or 範囲攻撃をしたいならゴースト、物理で攻撃したいならがいこつ、回復蘇生補助などサポートを増やしたいならよろいの騎士になります。
注意点としては、がいこつは範囲攻撃手段がないので、単体かつ物理っていう狭い運用になることです。
特にデスマス自身が属性攻撃メインのため、デスが戦う相手にはゴーストも自然と刺さることが多くなります。がいこつを使う場合は、確実にがいこつの方が良い場面に絞った方が良いってことですね。
昔は死霊を扱うだけでも色々と一工夫が必要でしたが、現在では完全に独自行動を取る天地の召喚のような形になったので。細かいことはそこまで気にせず、攻撃させたいか、サポートさせたいかで純粋に選べば良いかと思います。
天地の召還と違う点は、召喚したら終わりではないことと、無敵ではないことです。そのままでははっきり言って弱いので、デスパワー解放が必須になります。そのため、デスパワー管理が死霊の強さに直結するわけですね。
天地の召還と違って呼び出した死霊が普通に敵の攻撃で死ぬので、その辺のケアが必要になる時もあります。
逆に、高等テクとしてあえて殺しまくってデスパワーを貯めることも可能です。サクリファイスがそれを代表する特技で、死霊をあえて自死させてデスパワーを大幅に稼ぐ技ですね。使いこなせると強いです。
おすすめなのが、死霊覚醒術とデスパワー解放をセットで使うことですね。死霊覚醒術は、使うと死霊のテンションが上がって火力上昇&30秒間ダメージ無効の無敵状態になるので。何もケア等は考えず、脳死で仕事してくれるようになります。この運用は、ゴーストやがいこつで特に刺さります。
基本はこれだけで、ほとんど問題ありません。よろいの騎士 or がいこつゴーストを選ぶ。デスパワーが貯まったら随時解放する。よろいの騎士以外は、可能なら死霊覚醒術も合わせるとなお強い。
シンプルに運用するなら、これだけで十分強いです。サクリファイスやこれから解説する死霊の導きや守りは、一癖も二癖もあるので使いこなすのが難しいですからね。
死霊の導きと守りは、簡単に言えば死霊をより攻撃的にさせるのが導きで、防御的にさせるのが守りです。これだけならわかりやすいのですが、実際の現場で考えるとかなり厄介です。
死霊の行動パターンは3種類あり、通常時 導き時 守り時の3つあります。詳しくは、細かすぎるので各自ネットで調べてみて下さい。
この行動パターンが厄介で。例えば、ゴーストだと導きを使ったときのみイオグランデを使うようになります。つまり、イオをするために敵に近づいてしまうわけなんです。当然敵の近くでイオグランデをするより、離れたところからギラグレイドをしていた方が死ににくいのはわかりますよね?
せっかくデスパワー解放したのに、導きを使ってしまったせいで敵に近づいて、範囲攻撃に巻き込まれて死ぬ。大損もいいところです。
導きを使うと死霊の基礎攻撃力は上がりますが、行動パターンの変化のせいで結果的に火力が下がるケースもある。それを踏まえて、使った方が良いのかどうかを検討する必要があります。脳死で使わないほうがいい特技ってことです。
死霊の守りは、もっと深刻です。攻撃行動をほとんどしなくなるので、当然がいこつやゴーストだと強みを殺すことに近くなります。
よろいの騎士では使い得のように思えて、マジックバリアとスクルトを使わなくなるデメリットがあります。特にマジックバリアが刺さる場所は多いので、守りを固めるために死霊の守りを使ったのに、結果として守りが薄くなることもあり得るわけです。
死霊の守りは、ダメージ軽減効果をメインに捉えたほうが良いですね。ダメージ軽減効果の特技としては、全ての特技の中で一番強いと言っても過言ではない破格の強さを誇ります。その運用であれば、文句なしに使った方が良い特技。
逆に、死霊の行動面で見ると明らかに通常時より全員弱くなります。死霊を弱くして、耐久度を上げる特技って捉え方が一番合ってるかなと思います。こんな感じで、導きも守りも癖しかない感じ。
使いこなせないなと思ったら、この2つは素直に切っても全然良いと思います。
これで簡易的なデスマスターの解説は終わり。