こんにちは。随分と暖かくなって過ごしやすくなってきましたね。花粉や黄砂が落ち着いてきたのが何より私は大きいです。
今日はフレンドのキムチさんとのコラボ作品です。コラボというか、キムチさんのために作った絵葉書ですね。長年私の日誌を愛読していたらしく、日誌フレンドを募集したら真っ先に飛んできたうちの一人です。それに対する私の返答みたいなものですね。

思 長 我 取 推
ひ く が る さ
に 続 道 に れ
し く を 足 ゆ
が と ら く
な な
い
短歌の解説としては、思ふの連用形思ひ+にしがなの形で願望を表しています。それ以外は、特に何もない普遍的な57577の形ですね。
短歌の意味合いとしては、私は自身のことなど大したことのない人生だと思っているけれど。それでもそれを好きだとか、推せるだとか言ってくれる方々もいて。そうまで言ってもらえるのであれば、こんな人生でも末長く続いていくと思っていたい。こんな感じです。
より詳しく心情を解説すると、推しですと他人から言われる時の私の気持ちが2つあります。1つ目は、純粋に嬉しいです。2つ目は、私を理解して対等になってくれようとは思わないんだなあって一抹の寂しさです。
写真を撮影しているここがどこかわかりますか?5.5クリア後に発生するクエストで、モモモが光モーモンになってジャディンの園を救うクエストで訪れるところです。ver5は一貫して闇と光の調和を物語の主軸として描いており、ジャゴヌバは光(協調)を理解した気でいても、闇に偏っていたから主人公に負けたって感じのストーリーでした。モモモはここで光と闇の調和を達成して光モーモンになり、種を咲かせてジャディンの園を救ったわけですね。
何が言いたいかと言えば、私もそうなんですよ。ネガティブなこととポジティブなこと。相反する2つのことを同時に思うことがよくあります。そして、それはどちらが正しいとか間違ってるとか、どちらが本物だとか偽物だとか、そういう話じゃないと私は思うのです。嬉しいと同時に寂しく思う。そういう自己矛盾した感情を、あるがまま受け止めて。どちらの気持ちも、等しく肯定して受け入れる。そうすることによって、竹のようにしなやかさで折れない本当の強さが近づくのではないかと思って生きています。
対等の関係にはなれない侘しさを抱えながら、それと同じくらい推される期待には応えたいと切に思っています。そういう想いを込めて詠んでいます。
また、何度か過去の日誌で触れたかもしれませんが、私はもう老い先が短いかもしれません。25歳で余命宣告をされてから、一応は状態が改善しつつあり現在もそこそこ健康に生き永らえていますが、劇的に良くなったわけでもないので。まあ有体に言えば、いつ死んでも全く不思議ではない状況です。
そのため、そういう私自身の背景も込めて、長く続いていけたらいいなと詠んでいるわけですね。

推 頑 ひ
し 張 た
て る む
ゆ 姿 き
く に
俳句の解説としては、無季語です。ただのアンサーソングですね。意味合いとしては、キムチさんが聖守護者を勝とうとずっと頑張ってる姿を見て、私も好ましく思っていますよ、という感じ。
よくある話ですが、一方通行のように思えて、その実は案外そうでもないことが多いです。自身の推してる人が、遥か高みにいるような気持ちというか距離感というか。そういう感じの人は多いかと思います。でも、相手だって似たように思っていることは往々にしてあります。とりあえずそんな私の気持ちだけは知っておいてもらいたいですね、というアンサーソングでした。
フレンドを募集したら自分自身で思っているよりもたくさんきて。自分でもびっくりするくらい、私のことを推しですみたいな感じで接してきた人が多かった。今回はキムチさんの立場を借りて、そういう人たちにまとめて返答してみた感じですが。いかがでしたでしょうか?お気に召したなら何よりです。今後ともよろしくお願いします。