あー!暑い!
毎日相変わらず暑すぎる。
それにしてもこう毎日暑いとやってられないねぇ。
またプールを引っ張りだして来ないといけないなぁ。
だめだ、暑過ぎてそんな元気すらないわ。
そういえば聞いた話なんだけどね。
どうやら洞窟って夏でも意外と涼しいらしいのよ。
こんな日にはちょうどいいかもね。
どう?ちょっと行ってみない?
………ん?プールで十分?
まぁまぁそう言わずに、行くよ!モリズニャン!
ゴーゴー!
着いたー!!
ひょー!ちょっと涼しい通り越して肌寒いねぇ!
モリズニャン………この前ね。
花火大会に行ったでしょ。
その時にモリズニャンと一緒に行けたらなぁって………。
そう思ってたんだ………。
でも、やっぱりモンスターは皆のいる町には行っちゃいけない。
そういうルールみたいで、どうしても一緒に行けないみたいなんだ。
ほんとにゴメンね。
それでね、自分なりに考えてみたんだ………。
どうしたら一緒に花火大会を出来るかって。
…………。
そろそろ日も落ちた頃かな。
よし!それじゃあ、行こうか!
モリズニャン!!
洞窟を出ると、そこには私のフレンド達がお供のモンスターを連れて待っていてくれた。
『もりし!モリズニャン!花火大会やるぞー!』
モリズニャン。自分なりに考えた結果。
モンスターに自分達が歩み寄れはいいって気付いたんだ。
別に街じゃなくてもいいじゃない。
私たちとモンスターに違いなんて別にないじゃないかって。
そう気付いたんだ。
モリズニャン!一緒に花火大会やろう!!
ひゅぅぅぅ…………どどん!!
『おー!!たーまやー!!』
どうやら街の方でも花火大会が始まったようだ。
花火の明るさに照らされたモリズニャンの顔がいつもよりもにやけているように見えた。
その後は皆で時間も忘れて遊びまわった。
やっぱりモリズニャンと来てよかった。
すっごく楽しかった。
あっと言う間に楽しい時間は過ぎて、お開きの時間になった。
じゃあ、モリズニャン。帰ろっか。
モリズニャンと家の前に着く頃には、すっかり夜も更けてしまっていた。
………あ、流れ星!
モリズニャン!目つぶって願い事!
(いつか、本物のプリズニャンになれますように………。)
しっかりと願い事を終え、目をゆっくりと開けた二人の目の前には…………。
信じられない光景が広がり辺りを真っ白に埋め尽くした。
つづく。次回、いよいよ最終回。
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