ザッザッザッ…
「申し上げます!!大魔王領にて伝説の超勇者が現れました!!!」
「こりゃ、御前であるぞ!騒々しいわ」
「良いではないか、勇者とやらに俺がただの面白いあんちゃんじゃなくてバトルもバチバチイケるとこを見せてやるとするか」
「なりませんぞ大魔王様!御大将ともあろうおかたが前線に出るなどと…ここは配下の者どもにお任せを…さぁ!入って参れ!!」
ザッザッザッ…
ザッザッザッ…
「大魔王クーネス様!ここは我らにお任せください!!」
「き、貴様らは…!」
「クーネス五人衆!!!!」
「我らが来たからには勇者も終わりの時」
「赤子の手をひねるようなもの…」
「朝飯前の屁のカッパでさあ」
「奴らに目にモノ見せてくれましょう」
「勇者も哀れなものよのぉ…」
「ククク…血の雨を降らせてご覧にいれましょう」
「1人多い…」ぼそっ
「魔界の各地から選りすぐりのならず者共を集めましたが故、これで勇者もひとたまりもありませんかと」
「1人多くねぇか?」
「この者達だけでは不安だとおっしゃるならば、さらに上の実力を持つ猛者達も揃えております」
「今日は俺がツッコミか…」ぼそっ
「よし、入って参れ!」
ザッザッザッ…
ザッザッザッ…
ザッザッザッ…
ザッザッザッ…
「ご覧ください!この者達こそ…」
「クーネス八魔将!!!!」
「なんで組織の上に行くにつれて人数が増えてんだよ…」
「これで勇者達はボス前のフロアにボス部屋が8つも攻略する事ととなり、戦力と気力を一気に刈り取れましょうぞ」
「(9人いるし…)」
伝説のギャグ漫画オマージュ