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釣りキング

アシェルス

[アシェルス]

キャラID
: FV948-639
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 99

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アシェルスの冒険日誌

2015-01-13 22:32:11.0 テーマ:その他

界王神の憂鬱 番外編

前にちょこっと掲載した界王神の憂鬱シリーズの番外編です。
例によってドラクエ日誌ではないのでリターン推奨。

もし読むなら本編見ないと理解はできないかも。





2014年12月16日火曜日

とある界王神は、彼にとっては酷く落ち込む不幸に遭った。

「不幸過ぎて笑えるな・・・ははっ・・・」

不幸からの救いもあり、その日の終わりには彼は笑っていた。





彼の心の中を再現してみよう。

「それにしても不幸だったよなぁ~」

「この不幸話を人に聞かせたら面白いかも?」

「自分の日誌で載せてみよう」

そんな思いで書いてみた彼。

「今日の不幸を伝えたいだけだから、まぁいいとこ2話で終わるかw」

「・・・・・・題名どうすっかな(こういうの考えるの苦手だった)」

「某漫画の主人公風に『不幸だぁ~』とか?、とりあえずこれでいいや」

「さーて書いてみよう。まてよ、この日のを書く前にちと前のから書くか」

「全然休めない上にこれは酷いよ~みたいなら不幸が際立つか!?」

「口語だとおかしいだろうし、文語にして書かないとだよな」

「それでいてどこか小説風味な感じで・・・こうかな・・・変かも・・・」

「よし、書けた。投稿ポチっと」

2637文字です。

「げ・・・、最後の段落全部削って次だな・・・」

「まぁ2話構成だし、問題ないな」

「やっぱ題名考えよう・・・不幸を伝えたいけどちょうどいい言葉ないかな」

「その幻想をぶっ壊す、じゃなくて・・・この漫画から離れよう・・・」

「最近(と言っても数ヶ月は前)見たのなんだっけ・・・」

(頭の中にボイスが走る)

『涼宮ハルヒの憂鬱』(CV:平野綾)

「憂鬱、そうだ、これでいこう!!、界王神の憂鬱、そうだこれだ!!」




「よし、投稿」


(次の日)


「げ、イイネの数が凄いしどうでもいいのにコメントまで・・・」

「早く続きを、ってそんなに気になるかなこれ・・・」

「まぁ待ちたまえ、伝えたいのは次なんだから」

「えっと前回削った分をはっつけて、時系列に書いていくと・・・」

「あかん、どう見ても足りんぞ・・・そうだ、こっそり分母を・・・」

「よし、投稿」


(数分後、チリンチリン♪)


「早いな・・・」

『早く続き書いて~ww』

「マジかよ・・・」

「まぁ一番言いたいとこの直前まできたから、次こそいいとこ書けるぞ」

「文章力ないからどう書くか悩むぜ・・・」

「よし、不幸なとこ書けた!、けどオチこんなんで・・・うーん・・・」

「投稿、と」


(次の日)

「コメント多いな・・・続き気になる人多くね?」

「皆さん物好きや・・・こんなの何がいいんだ・・・」

「さすがにもうタイムラインに載せるのも申し訳ないな」

「ここから載せないでこっそり投稿しておこう、もうオチ大したことないしなw」

「よし、投稿」


(次の日)


「うん、イイネ少なくなった、これでいいんだよ!」

「でもコメントしてまで見てくれる人がいるってのも変な感じだ・・・」

「最終話書いて終わり、と」

「ひっそり投稿おっけー!、終わったー、何となく清々しい!」

「でも書こうと思えば次もまぁ書けるが・・・」

「まぁこういうネタになる話はそうそうないが・・・」

「つまらん話なら書けるか?。うーん・・・やめとこ」




彼自身ここまで食いつかれるとは思ってもみなかった。

自己満足で書き始めただけで、ただ不幸の笑い話をするだけのはずだった。

彼は直接見てくれた人たちに聞いてみた。

『何か引き込まれるよねw』

『書き方うまいよー見習わないとなー』

『早く続きを!』

『最近の楽しみ化してた!』



予想外すぎる反応に、「お世辞とかいらないぞー」と反論してみるが・・・

『アシェさんにお世辞言ったってしゃあないしww』

なんとまぁ・・・びっくりな上にもったいないお言葉。

彼は未だに何がいいのか理解ができない。

何がそんなに良かったんだろう。でも悪い気はしない・・・フフフw

また気が向いたら・・・いや何でもない。





とりあえずこれで終わっておきます。

御閲覧御愛読ありがとうございました。
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