ミカンの冒険日誌

牛乳石鹸に変えてから3週間が経ちました。
結論を先に言ってしまえば、この選択は大正解。老舗の底力を実感してます。

以前使っていたのは300ml4500円程と100g3800円程する、まあいわゆる世間体的には知る人ぞ知るこだわりのボディソープと洗顔料というやつです。

ちなみに牛乳石鹸で体と顔、どちらも洗っています。
お値段は実にひとつ100円。お値段と質は一概に比例するものですが、こちらの老舗の逸品はそれを清々しく裏切ってくれます。

よりよいものを求めて本当色々試してきたのですが、高品質で値段ばっかり気にしてた昔の私にハリセンでたたきたい。

では何が違うのか。少し書いてみましょう。

・弱酸性に騙されちゃいけない
肌にやさしいという事で謳っているこの弱酸性ですが。実を言えば洗浄力に関してはかなりあいまいなのです。例えば某大衆向けボディソープは弱酸性でも界面活性剤が食器洗剤と一緒なので、脂と共にターンオーバーした皮膚ごと根こそぎとってしまいます。

ここで、値段の比例の法則。洗浄力を無理に強くし過ぎず、硫酸系の界面活性剤を使わない。

が、ここにも実は罠があって、確かに肌にはやさしいんですが、そもそも皮脂汚れ等、肌の汚れっていうのは酸性なので、酸性で洗っても汚れを落としきれないのですよ。高級ソープ使ってるのに背中ニキビ等が治らん！っていう人は大体この罠にはまってます。

石鹸は原料は天然素材である事が多いのですが、化学反応のみで量産された石鹸というのは天然保湿成分であるグリセリン等が全く入っていなく、単純なアルカリ界面活性剤になるんです。つまり、汚れを落とすけれど、落とし過ぎる。ツッパリの理由はこれです。

釜焚き製法という昔ながらの製法で作られた石鹸(牛乳石鹸・シャボン玉石鹸等がこれにあたる)は、牛脂と植物油から熱攪拌で精製しているので、天然保湿成分が程よく残るのが特徴です。
ミューズ(化学石鹸)と牛乳無添加・シャボン無添加で手を洗うと、そのあまりの仕上がりの差にびっくりすると思いますよ。後者2つは本当肌が生き生きする。

他にはグリセリンを残す為に、冷却だけで作った石鹸(スケルトンみたいな透き通った石鹸がこれ)もあるんですが、これはとにかく泡立ちが悪く、扱うことに物凄く「慣れ」が必要なうえ、洗浄力がかなり頼りないので、結果的に保湿されても皮脂が残る場合が多いです。

やっと牛乳石鹸のお話ですが、この牛乳石鹸は先述の釜焚き製法に加え、バターが添加されています。弱アルカリ性の石鹸にほどよい保湿成分、豊かな泡立ち。赤箱と青箱があるのですが、赤箱は更にスクワラン配合でしっとり仕上がり、青箱はこれがないのでさっぱり仕上がる石鹸になってます。

・程よく落とし、肌質はターンオーバーに任せる
フレのぴよたんに言わせれば私は見た目が相当に若い、そうです。実を言えばアラサーなんですけどね。
今までの高級系は、落としきれていないために、ターンオーバーがうまくいかずに、荒れていた場所が出ていました。
牛乳石鹸をいっぱい泡立たせ、洗い続けると、肌の荒れは勿論なのですが、毛穴が最も改善されたように思います。
消えますよ、毛穴。
これは、恐らく豊かな泡が浸透し、毛穴汚れも落としてくれていて、ターンオーバーがうまくいったという裏付けでしょう。
ちなみに、若さの目安であろう、水を珠で弾く肌ですが、私の場合はこれに変えてから更に活性化したようです。4500円を100円が超えた瞬間です。一時8000円クラスも使ってましたけど、全然ダメだたので即切り替えした事もありました。

・綿タオルと牛乳石鹸最強説
綿100％タオルに牛乳石鹸をくるみ、めっちゃ泡立てましょう。
体を綿タオルで念入りに洗いましょう。
するとー・・・珠の肌が完成します～実体験(*´ω｀)

花のっかおりぃ～ゆったっかっなっあわだちぃぎゅうにゅうせっけんよいせっけん～♪