地震記事にアフィ広告をつけまくったことで、アフィすけやら、アフィカスとの蔑称をつけられながらも、その類まれな更新頻度や癒やしの絵心、お散歩系のコンテンツには何よりも多大な貢献をしたまんまる堂が休止になったことは、ブロガーだけじゃなく、ドラクエ10をネットで触れる人にはかなり衝撃的な出来事であったといえます。
事の発端は、お嫁さんのTwitter。
ここから、法人情報を特定された事から始まりました。
まあ・・お嫁さんはちょっとTwitterで暴走気味なのは昔からですが・・
後日、まんまる堂ブログには法人化は節税の為等、個人事業者化とした旨の記事が更新されました。
そして、目的が節税であるためである事が明記されていたわけですが…
ちなみに個人事業者には単純な累進課税が適用されるため、所得が多ければ多いほど国に納める金額が上がっていきます。
法人は比例税率が適用されるために、法人税率の25%強以上は請求されません。また、給与扱いになるので、給与所得控除が適用される等、実に大きなメリットがあります。
税理の人が、法人化をおすすめする理由はごもっともです。
ここまではいいとして、問題は収入を得る方法です。
ファンサイトは、得てして公式素材の使用を行わないと運営が出来ません。
正直、この時点で複製権等の侵害にあたるので、厳密には素材を二次使用をしたどのファンサイトも、法的には×なんです。
ただ、それではファン同士の交流が盛り上がらず、実質どのジャンルも黙認状態になっています。しかしながら、黙認=合法ではないことは要注意です。実を言えばこの辺は親告罪なので、スクエニが訴えなければ有罪にもなりません。
また、営利を目的としなければ、これらの素材を無断で使用することに条件はありません。でもこれって、曖昧ですよね。ですから、MHFを運営するCAPCOMはこれらを一切を禁じているわけです。
Twitterに私は限りなくブラックに近いグレーというツイートもしましたが、まんまる堂もここにあたっていました。
しかしながら、素材を使用した営利を前提とした記事を投下してしまったがために、ちょっとシャレにならない事態になってしまったわけです。
規約がー規約がーっていう個人の解釈で幅が出てしまうものは、特段どうでもいいんです。判断はスクエニですから。
しかしながら、そうした規約の解釈以前に、おおもとの著作権絡みを侵してしまっている状態が今のまんまる堂なわけです。ライセンス契約があれば、全く問題が無いことですが、そうではないのがポイントです。
ただのお祭り騒ぎに便乗している人間には興味はありませんが、まるすけがバッシングだけで休止したのではないと思います。さすがに大人になれば、その辺の権利関係を突っ込まれて返す言葉がない=自覚はあるってことですからね。