オレは自由をこよなく愛する孤高のアウトロー
誰もオレを縛る事はできない
世間は冒険者で溢れ返り、来たる大いなる闇の根源なるものに対抗すべく
日々研鑽を続けている
幸いにもオレが生まれ育ったこのアグラニ、という町は寂れた鉱山があり、まだある程度の鉱石が採取できる、それを売り払えば糊口を凌ぐくらいの日銭は稼げる………それで充分だ
それにオレは極度の人見知りだ
なるべくなら人と接さずに静かに暮らしたいんだ……
「彼女」に出会ったのは確かクソ暑い夏の日だったと思う
さっきも話たがこのアグラニには鉱山があるが栄えたのは昔の話で今は閑散としている
まだ年寄りどもが鉱山に執着しているが夕方には町には人っ子一人歩いちゃいない
オレは町の一番高台にある橋から町を見渡すのが好きだ
鼻唄でも唄ってりゃ、すぐに数時間経っちまう
ふ
オレは自由だぜ
………でもさ、でもだよ?
やっぱお金は欲しいじゃーん
んでもって、働きたくないじゃーん
楽してお金儲けしたいじゃーーん
毎回必ず当たると思ってハッピーくじだけは買っておるけんども
じぇーんじぇん当たらないしーー
カジノに籠って遊びてーしー
もーぅ!石コロ拾って十数ゴールドとか面倒くせー
うぉおおおお!なんか叫びたくなってきたどー!
「働きもしないで平日の昼間からゴロゴローゴロゴロ
あーあ、うっかりレディーガガにプロポーズされねーかなー?」
「え!」
!!!??後ろから声がした!
誰かに聞かれた??てかいたのんか??
恐る恐る振り返ると女が立っていた
しまったー!しょーもない事聞かれたー
オ、オレは孤高のアウトローだ、ぞ………
なんか言おうとしたが、極度の人見知りのせいで何を話していいか分からない…

慌てるな、何か違和感ない言葉を絞り出すんだ……
脳ミソをフル回転させるんだ……
思案を巡らせていると女が話しかけてきた
「一緒にパーティ組んでバディとして冒険させてくれませんか?
まずは服を買ってあげましょう」
……………え??服を買ってあげましょう??
ま、まさか?
彼女はレディーガガ??
Is she my Lady GaGa?
叫んだ途端に逆玉転がりこんだー!
言ってみるもんだなー
言霊てあるんだなー
カジノに入り浸れるー?
……どうするか?取り敢えず付いていってみるか
いざとなったらルーラ石に唯一登録してるガタラに逃げてダストンんとこにでも行こう
ポツコン5号くらいにゃしてもらえるだろう
「よろしくモゲがいします」
く!しばらく人と話してないから初っ端から噛んぢまったわ
男と女はいつの時代も行き違い、すれ違い……
なかなか思うようにはいかないもの
しかし、二人の道程が運命の交差点で交わる時、
歯車は回り出し、物語は一気に加速する………(んな訳ぁ無い!!w)
(きっと)続く
CAST
「オレ」:モゲス
「彼女」:モゲスの2アカメイン