ドクターれっしーの診療所
はじまるよヽ(・∀・)ノ
「次の方ー」
『はい』
「食べ過ぎです」
『まだ何も言ってないわよ!!』
「私ほどの医者になれば見れば分かります
食べ過ぎによるサイズの巨大化ですね」
『要するにデブってことか!』
「いやいや
違いますよ
ただ、あなたの症状が食べ過ぎだと言っただけです」
『食べ過ぎじゃないっての!』
「えー。では
食物の過剰摂取による肉体の肥大化です」
『つまり食べ過ぎじゃねえか!違うわよ!』
「じゃあ何だって言うんですか」
『最近、なんだかお腹が出てきて……』
「………………
食べ過ぎじゃねえか!!!Σ( ̄□ ̄;)」
『さっきから失礼ね!違うって言ってるでしょ!!』
「いや、いま自白しましたよ」
『私が食べ過ぎなわけないじゃない!
私の妹はスリムさに定評があるんだよ!』
「妹がかよ!!」
『妹がそうなんだから私もスリムなはずよ!』
「どんな理屈!?」
『もういいからさっさと真面目に診断しな!』
「真面目に食べ過ぎです」
『しつこいわね、あんた!』
「いや、あんたが頑固すぎるんだよ!
どうしてそこまで頑なに自分の体型に自信もてるの!?」
『妹がスリムだからよ!』
「だからどんな理屈だ!
……ちなみに妹さんと同じ食事を摂ってますか」
『バカ言わないでよ
あたしの飯はあたしの飯
妹の飯もあたしの飯よ』
「やっぱり食べ過ぎじゃねえか!ていうか
あんたどこのジャイアン!?」
『オルセコ高地ー721番地よ!』
「住所きいてたわけじゃないから!!」
『食事は三食油分たっぷり(妹はもやし)の素敵な家庭よ!』
「余計な情報をありがとう!食べ過ぎと確信できたわ!
ていうか妹にもまともな食事あげろよ!
三食もやしって何の罰ゲームだ!」
『私より痩せてることへの罰よ!』
「自覚してるじゃねえかぁぁぁぁぁ!!!」