ドクターれっしーの診療所
はじまるよヽ(・∀・)ノ
「はい、次の方ー」
『はい』
「…………警備員!!なにしてんだ!!」
『え、警備員?』
ズシン!
<グゴゴゴゴ!>
「あんな気持ち悪いの家に入れんな!
愛すべき魔剣、バロン・ケルト・ツヴァイは
今、修理に出してるからお前がしっかりしないとダメでしょ!」
<グゴー!>
『なにこいつゴッツ!え、こっちくんな!
ちょ、ちょっとストップ!私をなんだと思ってるんですか!?
私ただの患者ですよ!!』
「私の患者がそんなに気持ち悪いわけがない!」
『いや、落ち着いて!そんな真っ向から拒絶されたら傷つくから!
話せば分かりますから!
お願い、やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!』
※しばらくお待ち下さい
「で、本日はどうしたんですか」
『ぜぇ、ぜぇ………。治療にきたはずなのになんで
命の危機に陥ったんだ…
実は………ですね』
「はい」
『ドラキーってほら、皆のマスコット的存在でしょ?』
「まぁ、そうですかね」
『なのに最近、あの牛柄の………なんて言いましたっけ?
もーもん?とかいう奴らが我々の地位を狙ってるようで
一部界隈では既に
ドラキーはもうマスコットじゃあなくてお知らせ要員じゃんw
とか言われる始末』
「はあ」
『で、我々はこの由々しき事態を覆し、にっくき牛柄どもに
身の程を教えるために………です』
「はい」
『スライムがキングスライムとなるように
我々も合体しようとしたんです』
「ああ、ただのアホでしたか」
『誰がアホですか、誰が
まぁ、ともかく。慣れないことはするものではなく
なんかくっついて戻れなくなりました☆
助けて(・ω・)ノ』
「いや、知らねえよ。何そんな顔文字もちだしてんの
この日誌で顔文字でるのどんだけレアだと思ってる」
『ヘルプアス(´・ω・`)』
「だから何で顔文字なの。私も滅多に使えないのに」
『お礼はしますよー。牛柄の獣の皮をたっくさん☆』
「いりませんよ、そんなの。って、え、牛柄?」
『はい。モーモンを狩りまくって集めました』
「合体の必要性なかっただろ、それ
狩れるのに何で合体までしようとしたの
何があんたらをそこまでかりだしたの」
『ぶっちゃけスライムの座も奪いたかった
反省はしているが後悔はしてない』
「警備員ー。この外も中も黒いの処分しといてー」
『ちょ!すとっp』
<グゴー!!!>