タイトルって便利ねヽ(・∀・)ノ
エヴァも新入り増えましたし
さあ、後編突入!!
(来い戦士たちよ!この結界を破壊しておくれ)
ザッ
(来たッ!早いな…)
{急ぐぞヒデノリ。どうやら
風が町によくないモノを運んできちまったようだ}
(なんで今日に限ってテンション高いんだ
お前はあああああ!!)
{あ}カァァ…
(カァァ…じゃねえよ!死ね!!)
(うわメッチャ嬉しそう!
もう嫌だ。俺を現実世界へ帰してください!)
(川原で一人黄昏れる少年に声をかけたい
という願望はもう十分かなっただろう!?
この空間をぶち抜いて帰らせてもらうよ
現実的な一言でな!)
「急ごう。風が止む前に」
(何を言ってんだ俺はアアアア!)
(もういいよ
行けるとこまで行ってやるよちくしょう)
<待てッ!!>
(!?)
(貴様はもう一人の救助隊タダクニ君!)
<おいヤベーって
そこのコンビニ、ポテト半額だよ
行こーぜ!>
(空気読めよ、お前。いや読んでるけど)
文学少女、タダクニを殴る
ボゴッ<なんで!!>
ドサ。ヒデノリの前に落ちる紙の束
「なんだこりゃ
ほお。自作小説ですか…」
文学少女ドキッ
(なるほど…少年と少女が川原で出会うという
ラブストーリーか)
{主人公は風の能力使い}
(びっくりする程、今の状況と一致してやがる
すごい偶然だ
すなわちこの人は自分の憧れを実現させたくて
俺を物語の主人公に見立て隣に座ったという事か
まあ別にそれはいいんですけど
………ただ問題はこの主人公
特徴的な設定をしていやがる…
これはつまり)
「俺が孤独で根暗なオタクに見えてたって事かあああああ!!」
{別にいいじゃねえか}
(出典 男子高校生の日常第4話
男子高校生と文学少女)